Official髭男dismの『アポトーシス』を聴いてもうヒゲダンの曲を聴くのが怖くなってしまった話。
いや怖い怖い。
才能の底が見えない。
恐ろしい人たちだ。
こんばんは。瑞野蒼人です。
一刻も早くこの感動をお伝えしたいと思い、大至急記事をまとめております。誤字脱字など後から訂正しますのでご容赦ください。え?なぜこんなに急いで記事を書いているのかって?解禁されたて、ほやほやの超名曲の魅力をみなさまにお伝えしたいからです!!
そう、ヒゲダンの新たなる一歩です!!
Official髭男dismのメジャー2枚目のフルアルバム「Editorial(エディトリアル)」。8月18日のリリースを目前に、本日・8月11日からアルバムのリード曲となる「アポトーシス」が各音楽配信サイト・サブスクリプションサービスで解禁されました。
「アポトーシス」はメンバー出演のラジオ番組で一足先に解禁されていたのですが、公式の配信サイトで解禁されるまでは我慢を・・・ということで焦らしていたのですが、いよいよ配信!ということで0時きっかりにYouTube Musicで聴いてまいりました。
いやいやいや・・・もうね・・・。
ヒゲダンはまたしてもやってくれましたね。
まず思うのが、最新曲のCry Babyからの振り幅が本当に広すぎて。だってですよ。「Universe」からの「Cry Baby」からの「アポトーシス」なんですよ。このダークとポップの落差が激しすぎて耳キーンなりそうですよ。それぐらい、ヒゲダンが作る音楽と言うのは、誰にでも、どんな状況にもピッタリフィットできるんですね。令和の最強タイアップメーカーと呼ばれる所以はそこにあるでしょうね。
ピアノ弾き語りの短いverを聴いたときには、悲しさに溢れた別れの曲になるのかと思ったのですが、全編聴いてみれば全く逆で。なんというか、いい意味で違和感と爽快感が混在する曲ですよね。
という決定的な別れを感じさせる歌詞をたっぷりの打ち込みとなめらかなメロディラインで、ソフトに甘く包んでしまうヒゲダンサウンド。さよならを歌っているはずなのに、結婚式で流れても何の違和感もないような歌です。
どこかこう、「さよなら」という行為を通じて、「永遠の愛」とか「契り」というのを歌っているような雰囲気を感じるんですよね。これまでヒゲダンの結婚ソングといやあ「115万キロのフィルム」や「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう」というようなどちらかと言えばポップな印象を感じる曲が多かったんですが、「アポトーシス」はやはり異質ですね。
ラスサビのこの歌詞が、額面通りの単純な「別れの唄」ではないということを証明してくれています。
私個人の考えですが、藤原聡さん、あるいはヒゲダンメンバー全員がメジャーデビュー・結婚・アリーナツアーという大きな転換点を迎えたことにより、心の中にも大きな変化がもたらされ、その色が「アポトーシス」という曲に昇華されたのではないだろうかと思うのです。確かにやってくる2人の別れの時。そしてその別れをあえて迎えることによって、その永遠の愛を証明してみせる。聡さんの妻、そして家族に対する嘘偽りのない気持ちを感じて、ちょっと泣きそうになります。
っていうか、この曲が最も罪深いのが、一人称ですよ。
「私」=「女の人」=奥さん視点で描かれたストーリーなんですよ。やばいやばいやばい!!今まで聡視点で描かれた曲だとばかりずっと思い込んできた自分が浅はかだった!!ごめんなさい!!妻目線なんてエモすぎる!!
怖いなぁ・・・。まだまだ、ヒゲダンとの別れなんて考えたくないよ。でも、こうやってまた新しい音に出会えることを、素直に、そして心の底から感謝したいと思います。本当にありがとうございます。ヒゲダンのいる時代に生まれることができて、最高に幸せです!!!
Editorialというアルバムは、Official髭男dismにとっても、そのファンにとっても大きな転換点になることは間違いないでしょう。まだヒゲダンをあまり知らないという方、大至急アルバムを手に入れましょう。8月18日のリリースにはまだ間に合います!
予約を!そして配信サイトで!聴きまくりましょう!!
おしまい。
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