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姿勢#18 悪い姿勢が姿勢がもたらす不調 顔の歪み

悪い姿勢を習慣にすることで、なんと顔にまで歪みが及びます。今回は悪い姿勢がもたらす顔の歪みについて見ていきます。

■骨盤が歪みむと顔も歪む

悪い姿勢は体全体を緊張で包んでしまいます。そのことで、体はこわばり、ストレスがたまり、悪影響をもたらします。その中の一つに顔の歪みがあります。顔の歪みによる肩こりや首こりが、頭痛や目の疲れを引き起こしている場合もあります。

そして、顔の歪みだけでなく、肌荒れ・顔のむくみにも悪い姿勢が影響している場合もあります。このように、悪い姿勢がもたらす血行不良は体のみならず、顔にも多大な影響をもたらします。
顔の歪みを改善するには、まず正しい姿勢を保ち、体の血行を良くすることから始めます。椅子に座る際も、足を閉じ、きれいなカーブのある背骨を保つように心がけましょう。また、長時間同じ姿勢をとり続けていると、いくら良い姿勢でも血行不良になります。30分に一度は立ち上がって、体を伸ばす運動をしましょう。

■顔が歪む習慣

日常生活のあらゆる場面で、顔の歪みを引き起こす悪い姿勢がたくさんあります。次にそのような姿勢をとる習慣を止めるようにします。顔の歪みを引き起こす主な姿勢を以下に挙げます。

  • 仕事や勉強の行う際、片手や両手で頬杖をつく

  • ストレスがたまったり、集中しようとすると歯を食いしばる

  • 食事で、いつでも同じ側で噛む

  • うつ伏せでよく寝る

  • 同じ方向で横向きに寝る

  • テレビを横向きで寝転がって肘をつきながら見る

  • 睡眠中歯ぎしりをする

  • 眉間にしわがついている

このような習慣がある場合は、できる限りその行動を自覚して、その習慣を止めるようにしましょう。その上で良い姿勢を保つようにしましょう。


■顔の歪みを解消するストレッチ

顔の歪みを解消するストレッチはメイクをする前に行うと効果的です。化粧のノリがよくなるだけでなく、血行が良くなることで小顔になる効果もあるため、できる限り毎朝行うとよいでしょう。

・肩甲骨のストレッチ
1:タオルを両手で持ちます
2:足は腰幅に開き、タオルを持った両手をそのまま上に上げます
3:タオルから手を離さないようにしつつ、背中側に腕を下ろします
4:ゆっくりと呼吸を5回行いながら、2~3の動作を繰り返します

肩甲骨のストレッチ(2,3)

肩甲骨の血行不良を改善することで、顔の血行も良くなり、歪みだけでなく肌荒れを改善する効果もあります。

■顔の歪みを解消するヨガ

・立位開脚前屈のポーズ

1:立った状態で両足を大きく広げます
2:ゆっくりと手を前に倒しつつ、体全体も前に倒します
 ※その際、頭頂は床につけるようにします
3:そのままゆっくりと5回呼吸をします
4:終了したらゆっくりと体を戻します
 ※頭が最後に持ち上がるようにします
5:足を閉じ、深呼吸をして、リラックスして終了します

立位開脚前屈のポーズ

このポーズは顔の歪みだけでなく、むくみを解消する効果があります。悪い姿勢によって顔の歪みが慢性化している人は、できる限り毎日行うようにしましょう。


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