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私がダイエットコーチになるまで

ダイエットコーチを初めて3年目。
今まで200人以上のダイエットをサポートしてきました。
私は元万年ダイエッター。
数多く重ねた失敗と、たった一回の成功をもとに
ダイエットコーチングをスタートしました。

今、ダイエットに苦しんでいる誰かの
ヒントと勇気になればと思い、
私のダイエットの道のりを語ろうと思います。

ダイエットを意識し始めたのは小学生の頃

私の母は、誰もが羨む、スラッと体型。
それに比べると私はぽっちゃり…。
父に似たのです。女の子あるある。
誰も気にしていないはずなのに、自分の体型が恥ずかしかった。

小学校ではモデルオーディションに挑戦したこともあり
脚の太さ、体重を常に気にしていました。
中学と高校でも、カロリーチェックの癖は抜けませんでした。

しかし大学生になると、生活が急変。
飲み会、イベント、サークル、授業に忙殺。
ストレスで食生活は乱れに乱れ。
二郎系ラーメン、ファストフード、コンビニ、賄い…。
遂に、体重が過去最高を更新しました。

自分に自信がなくなりました。
そして、更に、食べ物に依存していく…。
悪循環が生まれていました。

①カロリー&糖質制限期

成人式が近づき、いよいよ焦ってダイエットスタート。

  1. 1日あたり800〜1200kcal

  2. 炭水化物と脂質をできるだけカット

  3. 食事量は 朝>昼>夜

1ヶ月で3kgの減量に成功しました。

鶏ハムアボカドとひじきだけ。1日800kcalを目指してた。少ない…。

初のダイエット成功に心が躍り、自信を持って振袖を着ることが出来ました。
しかし、成人式が終わり、一気にリバウンド。
久しぶりの再会で楽しいはずが、気分は急落。
痩せたことで少しついた自信は、
するすると、どこかに身を隠してしまいました。

幼い頃からの「痩せたい願望」が一瞬叶い
快感を味わった私は
痩せる=幸せという方程式を自分の中に確立させてしまいました。
体型の劣等感が強まり、現在の自分に満足できなくなりました。
「食べてしまった」「運動できなかった」
自分を責めて、責めて。鏡に映った自分を卑下するようになりました。

モデル事務所所属の経緯

この頃、社会に起きた大きな潮流の変化。
コロナのパンデミック。
このとき、私は、大学3年生。進路を考え始める時期でした。
家から出られない。誰にも相談できない。インターンは全落ち。
自己分析しながら
「本当に就職したいのか?」
「憧れのモデル活動は、もう挑戦できないのか?」
という問いが、頭を埋めつくし
日を追うごとに、無視できなくなっていきました。
そして、勢い半分でモデル事務所に応募。
在籍していた大学の研究室も辞めて、モデルの世界に飛び込みました。
もちろん、新卒就職とは縁が切れました。
不安は、意外とありませんでした。
自分の内側に生じた違和感を無視して、
社会に戻っていく方が、
この挑戦に失敗することよりも、何倍も怖かったのです。

②PFC管理期

モデル事務所に入り、撮影とオーディションの日々。
駆け出しかつ、パンデミック中という、仕事を掴みづらい状況。
自分よりスタイルがいい人、美しい人は、いくらでもいる。
後戻りは、できないから。
カメラの前で自信を持つために、
ダイエットを本格的に再開しました。

当時の写真。目の奥が暗い。。

このとき始めたのがPFC管理

  1. 1日あたり1500kcalまで

  2. 高タンパク・低脂質・低糖質

  3. ジム週5回(マシン&有酸素)

ささみとプロテインが中心。
糖質と脂質をできるだけ抑える。
野菜はカロリー低いからプラマイゼロ。
あってもなくてもどっちでも良いと思ってました。

現アカウントがダイエット垢だった頃の投稿。キャプションの独り言感。笑
ジム通いにスタートした頃のストーリーアーカイブ

ここまでの体重変動。
あんなに努力していたのに、結果に全然出てない!!!
(グラフ①②)

① カロリー&糖質制限 ②PFC管理 ③ナチュラルハイジーン

この頃、少しでも制限を緩めると、リバウンドしました。
「太りやすく痩せづらい体質」になっていたのです。

消費カロリーと摂取カロリーの追いかけっこの日々。
ストレスフルでした。
しかし、モデル事務所に入っている以上、体型管理はやめられない。
「私は一生こんな生活を続けるのか?」
痩せられない私はダメなのか?」
「まだ努力が足りてないのか?」

自信をつけるためのダイエットのはずが
日に日に、自信を失っていきました。辛かったな。

でも、当時の私は 痩せる=幸せ
諦めるわけにはいかなかった。
ダイエット情報を必死に探し続けました。
モデルの仕事は、ほぼない状態。なのに、
高いサプリやプロテインにも手を出しました。
溢れる情報に溺れていることに気付かず、いろんなことを試しました。

ナチュラルハイジーンとの出会い

そんな時、SNSである投稿に出会います。
色とりどりで、てんこ盛りなサラダボウルの写真。
食事制限をしていた私にとって、その一皿は魅力的でした。

レシピブックより、ナチュラルハイジーン実践例。

どうやら“ナチュラルハイジーン”という食事法らしい。
情報収集を始め、参考文献を何冊も読みました。
肉食、添加物、体のサイクルに沿わない食事が及ぼす影響を知りました。
今までの食事やダイエットで、自分の身体に無理をさせて
毒素を溜めてきたことに気づきました。
後頭部から大きな一撃を喰らったような、ショッキングな情報。
と同時に、希望を感じました。
毒素が溜まっている=解毒すれば何かが変わる
かもしれないと。

まず、朝ごはんから実践してみると
あれほど落ちなかった体重が一気にダウン。
朝ごはんを食べないと太ると思っていた私には衝撃でした。

③ナチュラルハイジーン

ナチュラルハイジーンを実践をしていくうちに
・いくら頑張っても痩せなかった理由
・太りやすく痩せづらい体質が出来上がった理由
が腑に落ちていきました。
一度理解すると、毎日の献立に悩むことはなくなりました。
カロリー、PFC管理、きついトレーニング、体重管理も
しなくて良くなりました。
解毒サイクルと、毒素を溜めない生活習慣を
変化していく身体を通じて、理解できたからです。

周りに言われて気づいた体型の変化

種類豊富な野菜をたっぷりと食べ、
毎食の準備が楽しくなっていきました。

数字管理のストレスから解放された。
プロテイン、サプリ、マシントレーニングが必要なくなって
食事代とジム代が浮いた。

精神的にも、金銭面的にも開放感があり、
気づくと無理なく継続して3ヶ月が経ちました。
あるとき母に「最近スッキリしたよね!」と言われ
久しぶりに体重計に乗り、その絶大な効果に気づきました。

身長体重は参考にしないでね。(モザイクするのも不自然かな、と。)
当時は体重減少が嬉しくて、解毒メニューを継続してたけど
現在は心地よい体つきでいられる養生メニューを食べているよ。
このことについては別の記事で書きます

足し算の前に引き算

あんなに努力しても成功しなかった原因は
身体に蓄積していた毒素だとわかりました。

ダイエット法というと
「〇〇を食べれば痩せる」「〇〇すれば痩せる」
という“足し算思考”が流行りがちです。

だけどその前に“引き算”がなくてはならない。

どんなに素晴らしい家具も、
散らかっている部屋に置いたら美しく見えない。

それと一緒で、素晴らしい栄養を吸収するには
体内を大掃除=解毒することが必要だと、胃腸を通して理解しました。
腑に落ちた。と言うのでしょうか。

長すぎるダイエット生活を終えて私が気づいたことは
生活習慣が変わらなければ、結局のところ体型は変わらない。と言うこと。

毒素を貯める生活習慣を断ち
知らぬ間に溜めてしまった毒素を捨てて
心地よい生活習慣を取り入れる。

カロリー計算も、PFC管理も、私にとって一生続けられるものじゃない。
ダイエットは苦行を重ねることではなく、
より良い自分になるための、新しい習慣づくり。
今ある「自分を好きになれない」習慣を取り除いて、
新しい習慣を構築していく作業。

野菜が好き。料理が好き。運動が気持ちいい。
心地よくて、ヘルシーで、楽しい方法を見つけていけば良いのです。

“苦行” で一瞬痩せたとしても、すぐにリバウンドします。
習慣化の鍵は
「楽しい」「美味しい」「気持ちいい」
決して
「我慢」「辛い」「苦しい」
ではありません。
今しているダイエットがもし、苦痛を伴っているならば
それは成功するダイエットとはいえません。
あなたに合っていないのです。

ヘルシーは楽しんでこそ。
明日もしたい、これをしている自分が好きだと
思える方法を探すことに注力してみてください。

失敗しても良いのです。合わない方法がわかったということは
また一つ、あなたに合う方法の縁に近づいたということだから。これは本当です。

外側を変えるには、まず内側を変える必要がある。
内側のときめきがなければ、外側もハッピーオーラが纏えません。
ハッピー(自己実現)を叶えるためのダイエット。
眉間に皺を作るためではないはずです。ニコニコ素敵な人になりましょう。
内側の変化が、じわじわと、外側に目に見える形に顕在化していきます。

最後は私のダイエット哲学を少しだしてしまいましたが。
最後まで読んでくださった方、いるかな。笑
ありがとうございます。
きっとあなたの、ヘルシーを楽しむヒントになれたら幸いです。


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