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【詩のようなもの】 開き直り 【過去詩】

【開き直り】

美談にならない貧困
現実にならない妄想

分かち合う方法が見当たらないから
逃げ場が少しずつなくなっている

傷つけるつもりなど毛頭ない
それでも傷つくことを考える
嫌われたまま今日を生き抜くよ

説得力など微塵もない
僕の言葉 詩のようなもの
自分が一番分かってる
的外れだと

それでも10年後の自分とか
子供の頃の自分に向けて
いつかどこかで道導になれたら
その瞬間 確かな意味がある

そう信じて開き直り
まずはくたびれた身体を起こすところから




最後まで読んでくれてありがとうございました。
過去の詩のようなものから再掲した作品です。
気が向いたら他の記事も読んでみてください。

水宮 青