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【詩のようなもの】 色彩とバランス 【過去詩】

【色彩とバランス】

ズレた色彩感覚で
枯れた四季彩の中を渡る

かぐわしい問いかけが
疑わしい時流を泳ぐ

人並みの営みがどういうものか
自分の暮らしと擦り合わせ

崩れたバランス感覚で
塞がれたままの諸々をこじ開ける
いやこじ開けようとする

年末年始の鬱ムード
初日の出の裏の日陰になる場所で
これから咲くはずの何かを
目に入れないようにしながら


最後まで読んでくれてありがとうございました。
過去の詩のようなものから再掲した作品です。
気が向いたら他の記事も読んでみてください。

水宮 青