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【詩のようなもの】 スマホと空白の時間

【スマホと空白の時間】

画面をスワイプ
恋を探してるのか
無知を避けたいだけか
気づけば指が勝手に動いてる

連続する通知
少しだけ心が跳ねるも
開いてみれば期待外れのメッセージ

自撮りもフィルターがあってこそ成立
いいねの数に辟易と安堵
膨らむのは物足りなさ
直視できない自分の姿

外では夕陽が沈んでいくのに
目を離すことができない
スマホの光の中に
何か答えがある気がして
空白を塗り潰すように指は動く