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【詩のようなもの】 辛子色

【辛子色】

書き終えた詩のようなもの
がらんどうのわりに
心の中を掃除するように
言葉が文に変わり生まれた物語
軌跡を辿る日々の連続
あっという間に神無月が過ぎる

師走前の寂しさを撫でる為
辛子色のセーターを買う
その瞬間の喜びを言葉にしたいと
辛子色の辞書から言葉を掬い
生まれる 繋がる
新たな詩のようなもの