今年最後の年末キャンプへ
年末ということで今年最後のキャンプへ行ってきた。いつもの場所へふらりと日帰り。軽快さこそが徒歩キャンプの良いところだ。
設営を終えるとタープの下に潜り込んで、いつものようにビールとポテトチップスで一息つく。外で飲む1本目のビールは格別だ。ほんとうに暖かく、ゆったりと時間が流れていく。
今日は受付のついでに薪を1束買ったので、小枝拾いもそこそこに焚火をはじめる。ライターとファットウッドで着火。お湯を沸かしてまずはカップの豚汁うどん。身体が芯から暖まるようだ。うまい。
続いては定番になってきたパックのおでん。大根、ちくわ、こんにゃく、昆布、玉子、ごぼ天。熱々にして食べた後は、おでんの出汁割り。これがやってみたかったのだ。
ほろ酔い気分でさらに焚火を続け、コンビニで買ったモツ煮をあたためて食べる。完全にのんべえのつまみだ。お腹も膨れたので、焚き火台から直火へ炎を移す。ここは貴重な直火可能なキャンプ場。ふだんは小さな焚火しかやらないのだが、年末なので、たまには豪勢に薪をたくさん使って焚火をしてみる。
岩にもたれてごろりと地面に寝転ぶ。トナカイの毛皮とサーマレストを敷くとふわふわで気持ちがいい。お湯を沸かしてコーヒーを作ったり、うたた寝したり、ククサの焼き入れ加工に挑戦したり、ナイフで小枝を削ったり、とにかく頭を空っぽにして過ごすことができた。
朝から夕方までゆっくりと静かに楽しみ、暗くなる前に撤収。すばらしい時間だった。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?