てぃくる 1047 早まったか
「なあ、俺らちょっと早まったんちゃうか?」
「独立するにはまだ早かったよな」
「そんなん、ずっと前からわかっとるわ。俺は独立する気なんざなかったで」
「ニートまっしぐらか!」
「いや、そこまではようせえへんけど、まだ中身ないし」
「だよなあ……」
ちゅうことで。まだ青いうちに落ちてしまったシラキの実がしわだらけでぼやいてました。アクシデントがあったのか、親木がこいつらもう要らんと放り出したのか、ともあれ。彼ら自身が早まって飛び降りたわけではないことを、代わりに弁明しておき