厳しさと、虚しさと、悲しさと
私は、他人にも自分にも、少々厳しすぎるところがある。
それは、時間を守るということと、約束を守るということ。
つまり、時間に遅れてくる奴も、ドタキャンする奴も許せないのだ。
要は、他人の時間を奪う・狂わせる奴が許せない。
まず時間に遅れてくる奴。
直前になって、「ごめん、ちょっと遅れる…」とかいう奴。
いや、意地でも間に合わせろよ、と思う。
何が原因で遅れるのかは謎だが、正直身支度が間に合わないならば、多少髪がボサボサだろうが化粧が雑だろうが、とにかく時間内に来て欲しいと思う。
どんなことしてでも間に合わなせろよ、と思ってしまう。
多少の雑さのほうが私にとってはどうでも良い。
でもこれって私のわがままなのだろうか。
そういう人は、完璧な自分になるまで人に会いたくはないのだろうか。
しかも、そういう奴に限って、繰り返すし、数分、10分くらいは許容範囲と思っているのか、会って第一声が「ほんとにごめん!!!」というような全力な謝罪や息を切らして走ってきての登場じゃないことが多い。
ごめんを言わなかったりもする。
そして、「いやー、〇〇に時間かかってさー」とか、
「仕事なら何故か遅刻しないんだけどなー」とか、「〇時ごろって言ったしまだ5分すぎてても許容範囲だよな?」とか、
全くもって謝罪の念もなければおまけに言い訳をつらつらと語ってきたりする。
私が時間に厳しいことは知っているのに、そういうことを平然と繰り返せる奴の神経が理解できない。
次に、ドタキャンする奴。
前提として、体調不良はさすがにしょうがないと思う。
謎に、急用がはいって、、とか、言い訳を並べてキャンセルしてくる。
2人の予定なら自分の予定が完全に狂うし、大勢の飲み会だと、キャンセルの連絡をしなければならなかったりと、バランスも狂う。
何故早く連絡できないのだろう。
しかも、言い訳をどんなに並べられても、こちらは先約にもかかわらず、優先度的に一方の予定よりも低かったんだなと悟る。
以上の出来事が起こるたびに、私はいつも気分を害してしまう。
時に、虚しくもなる。
いちいち腹を立てる・悲しむのって、本当は大人げないのかもしれない。
ただ私の価値観を他人に押し付けてるだけなのかもしれない。
許容することも、大事なのかもしれない。
本当は許容できたほうが穏やかに過ごせて生きやすくなるのかもしれない。
やっぱり神経質すぎるのだろうか。
振り回される自分も醜く、同時に悲しくもなる。
私にはこの答えがわからないままだ。
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