![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173158782/rectangle_large_type_2_163006b2dd31236fa63edcc32903342d.jpeg?width=1200)
狐の咥えているものは?(エッセイ)
旧東海道沿い、神奈川宿にある浅間神社へ行った。石の鳥居をくぐり、急な石段を登る。石碑などが並んだ踊り場的平地からさらに右に階段は続く。真っ赤な鳥居はすでに見えている。社内に大きな鳥居があるのが浅間神社。その脇に稲荷社があり、狐が祠の左右を守っている。因みに小嶽社もあり、こちらは天狗が守っていた。
以前テレビで、日本全国の稲荷神社を歩き、何か(鍵や珠など)咥えている狐を探し回っている人が紹介されていた。
こちらの狐(向かって左側の狐)も何か咥えていたので、よく見ると巻物のようだ。ネットで調べると、巻物は仏教の経典だそう。神仏習合の歴史がここにも見られる。
稲荷神社は全国にある。東海道五十三次徒歩の旅では、稲荷神社の狐巡りをするのも面白いかもしれない。
![](https://assets.st-note.com/img/1738708798-Mkn4Qjpg95lvWiI3r20VxwB8.jpg?width=1200)