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カトリーヌ・アルレー『わらの女』読了

再読。悪女シリーズと呼ばれた中でも一番有名な作品。今で言うイヤミスのはしりと言えるのではないだろうか。

うまい話には裏がある。よく言われる言葉で、これさえ理解していれば悪徳商法やネズミ講にも騙されないで済むはず。しかし、相手が天才ならばそれも無理なのではないだろうかと思ってしまう。この計画の蜘蛛の巣に引っかからない自信のある人はいないのではないか。それにしても、ここまで裏があるなんて! 衝撃的な最後に読者は何を思うだろうか? 

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