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タイムトンネル(詩)

必然は偶然の現在進行形であり
ためらいと譲り合いのあいだにはストレスが充満している
悲しみは憎しみに酸化して
触れるものすべてを腐らせる
あきらめがひとつ増えるごとに歳を重ね
忘却は新しい過去から排出される
生まれたときのままに死ねればいいと
自分の墓を掘ってきたけれど
どこまで深ければこの身を埋めることができるのだろうか?
ここはどこ?
わたしはだれ?
記憶は霧のように広がり
薄れてゆき
いつかは見えなくなる
さようならをだれにいえばいいの?
だれかがきいてくれればしあわせなの?
おやすみなさい
じぶんにいってめをとじる

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