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リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク『皮肉な終幕』読了(後半)

第6話『幽霊の物語』は若くて美しい幽霊の話。彼女は本当に幽霊なのか? それを知っているのはジェレミー・フレッチャーだけ。

第7話『ジョーン・クラブ』はこれまでで一番オシャレでキレのある作品。結末を知って、ジョーン・クラブのメンバーは何を思うのか?

第8話『愛しい死体』は刑事コロンボの原型となった作品。偶然を計画したが、偶然は計画を凌ぐもの。

第9話『ジェシカって誰?』。妄想に苦しむ妻。二段落ちはよくあるパターン。締めくくりが雑。

最終話『最後の台詞』は批評家に酷評された俳優の復讐劇。復讐は成功したが、ちょっとやり過ぎたようだ。

お気に入りは『口笛吹いて働こう』と『ある寒い冬の日に』、『ジョーン・クラブ』。

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