短歌 深まりゆく秋 そして信頼
白露過ぎ 秋晴れ越して 立冬に
深まりゆくは 君への信頼
はくろすぎ あきばれこして りっとうに
ふかまりゆくは きみへのしんらい
白露は9月7日から半月間のこと
秋晴れとは10月中旬から11月
毎週木曜日、訪問看護の方が来てくれていました。
それまでは女性の看護師さんがいらしてくれましたが
定年退職されました。
最終日、私は泣いて泣いて看護師さんは
約3時間も居てくれました。
後任は男性の方。
私は9歳の時、初めて性被害を受け両親は
烈火の如く加害者に対し厳罰を
現在に至るまで何度セクハラされたことか
最初の四ヶ月は自室に入れませんでした。
男性と2人になるのが嫌だったから
四ヶ月様子を見て大丈夫そうと思い
五ヶ月目から自室に入っていただきました。
ゆるキャラの誠実な訪問看護師さんと
高潔な主治医の先生との両輪で
ゆっくりと ゆっくりと
回復に向かって行きました。
秋が深まるのと信頼が深まるのを
かけて詠みました
これは去年の秋の私の心情です