『躁鬱大学』という本を読んで
コメダのイチゴケーキとアイスオーレ。
今日は朝からそわそわが治まらないのでコメダにやってきた。
昨夜は23時くらいに寝たのに今朝は6時半に自然と目が覚めてしまった。
その後ゴミを出しに行って、開き直ってメイクをして本屋さんに行くことにした。
ここ数日、ネットで「双極性障害」の軽躁状態の対処法について調べていたところ、躁状態になればなるほどその後来る鬱が酷くなるとわかった。
つまり躁の状態をできるだけ抑えればいいのか、と思いなるべく家に引きこもってマンガを読んだりゲームをしたりして過ごした。
つい家事に没頭したくなったり、外に出て遠くまで散歩したくなったりしたけど我慢してみた。
するとその日は落ち着いたまま、夜のそわそわもほとんどなかった。
これはいい対処法だ、と思ったけど、なんだかとても窮屈だった。鬱状態に戻るような気分の落ちようだった。
次の日(昨日)は、逆に欲望に従って過ごしてみた。カラオケに行きたかったから6時間ひとりカラオケに行って、家に帰ってからも好きなだけ家事をした。
すると気分は晴れやかで、心地よかった。ただし、夜お風呂から上がって一息つくと急にそわそわしだした。
まるで、今まで好きなだけ動いていたときに押さえつけられていたそわそわが爆発したような感じで、夜寝る前は耐え難い焦燥感にかられた。
そして今朝。そわそわが抜けることもなく、夜のことは考えず目先の心地良さを求めて出かけることにした。
今夕方17時半。この選択が正しいかはわからない。けど、今日は本屋さんで良い本と巡り会えた。
坂口恭平の『躁鬱大学』という本。
双極性障害の本を探しに本屋さんへ行ったが、まさか本当にあるとは思わなかった。
直ぐに買って、その後コメダ&自宅で読破した。文字だけの本をこんな勢いで読んだのは2年振りくらいだった。
決して医学的な内容ではなく、著者(双極性障害)の経験がほとんどであったから、正しいのかどうかは知らない。
だけど、今の私が欲しているものであったし、なにより体が少し楽になった。
双極性障害を病気として向き合い一生治療し続けるのではなく、そういう体質だと割り切り躁鬱人として生き方を見つける。
一生治らない病気と闘わなければいけないという絶望感から、双極性障害を逆に活かしてやろう躁鬱超人を目指そうという向上心に変わった。
著書の中でも書かれていたが、私はこの本に書いてあることをまんまと鵜呑みにしている。けどそれでいいと思った。
私がこれまで抱えていた『窮屈さ』から脱却するヒントを得られた気がする。
私にとっての『心地良さ』を求めて、これから仲のいい友人と夕食に行こうと思う。この予定も、本を読んでいる最中に衝動で友人にLINEをして決めた。
いい方向にいくか悪い方向にいくか、まだわからないけど、確実に今自分が窮屈じゃないことはわかる。それだけでも良かった。