『バンビ─森の、ある一生の物語』~生きる事は理不尽であるからこそ。
小鹿のバンビは かわいいな
お花が匂う 春の朝
森の小やぶで 生まれたと
みみずくおじさん いってたよ
(中略)
小鹿のバンビは やさしいな
弱虫いじめ しないもの
今に 大きくなったなら
すてきな ぼくらの王様だ
~「小鹿のバンビ」作詞:坂口淳
バンビとの最初の出会いは、まだ保育園にも上がらない頃だった。
自宅にあった赤い色のレコード盤から流れ出す楽し気なメロディに合わせ、幼かった私は、母と共にその歌を何度も歌った。
生きる事の楽しさ、仲間たち