これから教員になる人たちへ(若手も含む)
こんにちは,HARuです。今日は「主に令和4年度から教員になる方(現在教員としての経験歴が浅い方)へオススメの学び方や仕事術について」というお話し。
「教員採用試験を通って,4月からは教員なんです!」
「4月に向けて,今何をしておいたらいいか分からない」
「働き始めたけど,何が何だか分からないうちに1年が終わっちゃった」
という方に向けて,オススメの書籍やちょっとした仕事術,考え方についてお話ししていきます。
では,いってみましょう!
この時期(3月末)は何をしたらいいの?
いよいよあと数日で勤務校へ配属ですね。おそらく,各個人には内示の連絡があったのではないでしょうか。(まだ公にはできないですけど)
いよいよ勤務となるこの時期,しておいた方がいいことは複数ありますが,
まずは
必要そうな最低限の文房具をそろえておきましょう😅
学校は当然文房具をかなり使うのですが,基本的に個人持ちです。
例えば,安い赤ペンや蛍光ペンなどは学校で用意してあることもありますが,自分自身が使う筆記用具類は自分の使いやすいものをそろえておいた方が無難です。
例えば
・赤ペン
・ボールペン(フリクションでも構いませんが,正式な書類には使えませんので,注意してくださいね。※熱で消えてしまうので正式文書では禁止されていることがほとんどです。文書の改ざんが簡単にできてしまうのでね💦)
・メモ帳(スマホでもいいのですが,手書きの方が印象はいいです笑)
・(必要に応じて)手帳(デジタルでもいいかと思います)
・印鑑(これ,学校現場では未だに結構な頻度で使います…そろそろ無くしていきたいです)
・ハサミ
・ホチキス
基本的にはこの辺りでしょうか。
あとは,勤務しながら必要に応じて職場に持っていくといいと思います。
そのうち,長めの定規もあると便利になると思います。
通知表など横長の表の数値のチェックの時に欄がズレないように使っています。(好みは分かれると思いますが😅)
そして,次にやっておいた方がいいことは
教育書を読んでおくこと
どんなものでも構いません。もちろん,教育雑誌などでも。
最近は教育雑誌も売れ行きがイマイチのようで,紙媒体では手に入らなくなっているようですが,スマホやタブレットでいつでも読めるというのはある意味メリットでもありますね。
教育雑誌や教育書を読む際は,
まず自分が気になった記事,内容だけ読みましょう。
もちろん,全ての内容を読むに越したことはないのですが,
たくさんの知識を今から詰め込まなくても問題ありません。それよりも必要なのは,知識と経験の連携です。
子どもたちと過ごす学校生活を少しでもイメージしておくことで,実際に新学期が始まってからの日々が劇的に変わっていきます。
大切なのは,今たくさんの知識を入れたり,本を読むことよりも
継続して知識をアップデートすること
です。
教育雑誌や書籍を読むうちに,自分が尊敬できる人を見つけることができたら,それはとてもラッキーです。
今度は,その方の書いている書籍や雑誌の記事を探してぜひ読んでみましょう。
ちなみに,私が尊敬して書籍等を購入したり積極的に情報を集めている方の一部をご紹介すると
・堀裕嗣 先生
・田中光夫 先生
・工藤勇一 先生
・前田康裕 先生
です。例えばご著書は
など多数あります。少しでも興味があるものがあれば,ぜひ購入を検討してみてください。
どの方の考え方も自分自身に衝撃が走ると思います。
ちなみに,少しお恥ずかしいですが私の自宅の書棚は↓な感じ
堀先生だけで1カ所埋まっています。(このスペースだけでは置ききれないので,書棚の別のところにも置いてあります)
このように,ご自身の尊敬できる方と出会えれば最高の年度末になりますね😊
少しずつ,自分の知識や情報をアップデートし,子どもたちに還元できる教師になっていただけたら嬉しい限りです。
5年以上経つと教師は本を読まなくなる?!
というお話のようですね。
教員向けの本を書く際には経験年数5年目までの先生を対象に書いてほしいと。
私は,著書を書いたことはありませんが,教員向けの本を読むと同様の内容頻繁に出てきます。
どうやら,5年程度教員を経験すると,本を読んで知識をアップデートしなくても指導ができるようになることが原因らしいのです。
はっきり言えば,そんなことはありません!
私自身教員経験年数は10年を超えましたが(講師時代もカウントすれば次年度は14年目になります)まだまだ自分自身の未熟さを感じますし,教育書を読んでも,納得させられる部分が多くあります。
これは若手の先生方へのお願いですが
くれぐれも学び続ける姿勢だけは持ち続けてください
自分自身が学ぶことを楽しまない教師の指導が楽しいはずがありません。
教師が楽しむから子どもたちも一緒に学びを楽しむことができるのです。
配属後のちょっとした仕事術
字数も増えてきたので,ちょっとした仕事術についてのお話し。
4月から働き始めると分からないことだらけだと思います。
私自身の過去を振り返ってみても,右も左も,なんなら上も下も訳がわかりませんでした💦
講師経験をしていて採用されてもそうなのですから,大学卒業後すぐにご採用の方はさらに混乱することが多いのではないでしょうか。
もちろん,現在,教員になられる方は熱い情熱と優秀な頭脳をお持ちの方ばかりなので,私のようにニッチもさっちもいかなくなるということはないかもしれませんが,一つだけアドバイスを。
まずは自分で調べる
それでも分からなければすぐに聞く
これが若手が覚えるべき最重要仕事術です。
まずは,自分で調べるクセをつけましょう。
Google先生に聞くもよし
校務用に支給されたPCがあるなら,自分が知りたい情報のデータがないか検索してみるもよし(例えば,「入学式」と検索すると関連文書が出てきたりするものです)
ただ,調べてもよく分からないこと,読んでも理解できないことはあります。
そんな時は
すぐに人に聞く
これが大切です。
正直,先生という職に就いている人たちは教えたがりです。(語弊があったらすみません😅)
ほとんどの方が親切に聞いた内容を教えてくれるでしょう。
もし,聞いたけれど教えてくれなかったとしても気にしないこと!
きっと忙しかったんです笑
そう思って,別の方に聞いてみましょう。
答えてくれる方は必ずいます。
学校という組織が一番されたくないのは,「勝手な行動」です。
勝手というと印象が悪いですが,
原則として学校は「校長の判断によって運営」
されています。
ですので,一般教員が何かする時は,基本的に学年主任や教務主任等から校長に確認をしてもらって動くことが必要です。
自分で考えて行動することも,もちろん大切なのですが,その前に,
まずは相談,質問
するクセだけはつけておきましょう!
というわけで,今日は4月から教員になる方や若手の先生方向けの内容でした。
まとめると
・文房具はそろえておこう
・本を読もう
・尊敬できる著者が見つかればラッキー
・仕事は,まず調べて,分からないことはどんどん人に聞こう
4月からの皆さんのご活躍をお祈りしております🙏
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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いつもお読みいただいている皆様,ほんっとうにありがとうございます。
それではまた😊
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