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変化成長のために大事なキーワードは『統合』
何か新しいことを始めたり今より上を目指したい時に、
自分を変化成長させたいと思いそのためにやるべきこともわかっている。
にも関わらず行動するモチベーションがわかないとか、
誰でも1度は経験したことあると思うんですよ。
では、なんでそうなるかと言えば、
人は現状から変化成長したいという欲求と、
現状にとどまっていたいという欲求。
2つを同時に持つからです。
前者の変化成長したいという欲求は意識的な思考が持つもので、
未来にそうありたい姿を見てそのための行動を現在でおこなう。
後者の現状にとどまりたい欲求は無意識的な思考が持つもので、
過去に得た経験や知識の枠内で現在の行動を処理したいと考えます。
何もしなければこの2つの思考は大抵常に争った状態のままで、
最終的には持続力があり影響力も強い無意識的な思考が勝つ。
これが変化成長のためにやるべきだと思っていても、
モチベーションが上がらず行動できない原因です。
もし、この原因を取り除いてきちんと行動したいなら、
とれる方法が2つあります。
1つは意識的な思考を最大限活用することで、
無意識の傾向を自分でコントロールする方法。
ただ、これは一朝一夕でできるようなことじゃなく、
目に見える結果が出るまでにある程度時間がかかります。
ですから、もう1つの方法である2つの思考を争わせないことを、
まずはやってみてほしいんですよ。
そのために重要なキーワードが統合です。
先に話したように意識と無意識の思考は見ている時間が違う、
意識は未来から現在で無意識は過去から現在を見ています。
で、この視点の違いは想像力の有無にあって、
意識は想像できるけど無意識はできないゆえのもの。
意識は未来に起こりうる事態を想像することができるので、
そのために必要なことを現在に反映させる。
するべきことを考えられるのが意識です。
対して無意識は想像できないから過去の経験や知識を参考に、
現状が危機的状況にならないこと基本的には考えます。
避けるべきことを考えるのが無意識で、
新しいことやより上の状態っていうのは未知であり、
無意識からすれば避けるべきことになる。
ですから、意識と無意識は大抵の場合矛盾し、
争う状態を続けることになります。
なので、するべきことと避けるべきことを何らかの形で、
きちんと統合し1つの意思とすることが大事。
なぜ、それをするべきなのかをきちんと明確にしたうえで、
自分の無意識が避けたいと考えることをある程度でも把握し、
何らかの形ですり合わる。
両者を納得させることが争いの状態を解消するために必要なのです。
これをすることなしには先に話したように、
持続力や影響力の強い無意識が勝ってしまい、
変化成長のために行動できないという状態になってしまう。
それを避けるためにもぜひやってみてほしいなと思います。
では、今回はここまでです。