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#192 やっとやりたいことをやる覚悟ができました


イギリスが嫌で仕方なかった。イギリス人ってなんでこんなに頭が悪いんだろう、と思っていた。
傲慢もいいところだ。

今にして思えば、イギリスに居る『自分』が一番許せなかったのかもしれない。
優しい気持ちになること、感謝して生きること。‥‥そうありたいのに、できない時って、どうしてあんなにできないのだろう。

Youtubeで斎藤一人さんを毎日聴いている。

8つの天国言葉。
愛してます
ついてる
嬉しい
楽しい
感謝してます
しあわせ
ありがとう
許します
「これを言うと、もっと言いたくなるようなことが起きるよ」とひとりさんは言われます。

斎藤一人オフィシャルブログより

彼の言われるこれらの天国言葉、聞いたのは初めてではない。
私は銀座まるかんの商品を30年以上前に好きで使っていた時期があるし、日本の納税一位だったひとりさんのことも知っていた。
面白いお話しに何度も惹かれていながら、なかなか自分の生き方の一部にはならなかった‥‥

仕事を辞めた頃には、家に居て小林正観さんを毎日聴いた。本当に素晴らしいお話だったけれど「ありがとう」を何百回繰り返して言っても、感謝が心から溢れることはなかった。

同じことを聴いて『こんなふうに生きたい』と思っても、自分に浸透する時期と、まだ無理な時期があるのだという気がしてならない。
私に、やっとそのタイミングがやってきたように思う。

ようやく、ひとりさんの言葉が心に沁みている自分がいる。
毎日、しあわせだなあ、ありがたいなあ、嬉しいなあ‥‥と思って生きている。

これまでの『申し訳ないなあ』が、今『幸せ、感謝、嬉しい』に変わったのだ。

仕事に行かないことで社会に対する気後れが、しあわせに変わった。
嫌なことを無理してしなくていいと言ってくれる夫の優しさに報いていない罪悪感が、溢れる感謝に変わった。
決まった収入でないことは不安なことであっても、好きなことをして収入になることが嬉しい

同じ現状なのに、天国言葉に言い換えると、人生が変わる。
過去に起きたことに意味を見い出すと、オセロの黒を白にひっくり返すように、過去さえも変えられる、とひとりさんは言われる。
なぜこんなに今の私に沁みるのだろう‥‥

実を言えば最近、世の中で需要の高いお年寄りの介護職を考えていた。自分にとっては自然な流れともいえる。
それで自分が納得して働ける、入居者本位の施設を捜していたし、個人的に頼まれてある方のケアに通う話も進んでいたのだ。

ところが、人の体に触れてその人の体の痛みや心の辛さ、家族の問題などに触れると、どうしてもそれをそのまま受けてしまう。プライベートに戻っても、気持ちが切り離せない自分をどうしていいのかわからないのだ。
これまでは子育てが並行してあったことで、そんなことを気にしていられなかったのかもしれない。あるいは、老いや病を我が身に投影してしまう歳になった今、切り離しづらいことに気づくのかもしれない。

新卒で資格を持った初めての仕事が看護師だった私は、イギリスに来てもマッサージなどのボディワークや、障害のある人のデイケアセンターや自立生活支援、特別支援学校の支援員などをしてきた。すべて、人と密接に関わる仕事だった。
これまでの自分は、ひとつの仕事が長続きする前に辞めてきたということがある。原因はこれだったのかもしれない。人の問題を抱え込んで、自分が壊れそうになったからかもしれない‥‥
そんなことまで気づいてしまった。

自分が『できる (と思っている) こと』と『やりたいこと』は同じでないことが多い。
『慣れている仕事』が『楽にできる仕事』であるとも言い切れない。

私は若いころ、もしもどんな学校でどんな勉強をしてもよいと言われたら、もっともっと学びたいことがあった。クリエイティブなことがしたかった。

「それでは食えない」
こんな淋しい言葉で断念してきたことが、思えばどれほどあっただろう。
そろそろやりたいことをやる覚悟をしたらいいんだ。


私の家の中はこのごろ、家具工房化している。
もう少し外が暖かくなったら、庭で思い切り電動サンダーを使いたい。ペイントを塗って、ワックスをかけたい。
クリエイティブはクリエイティブでも、消費文化には逆行したい。私は、リサイクル、リメイク、アップサイクルのほうでやっていく。

今まで死んでいたような、汚れていたり大事にされていなかったものに命を吹き込む仕事をしていきたい。
世の中にたったひとつのものを作っていく。

今日もひとりさんを聴いて、泣き言も愚痴も一斉口にしない、天国言葉どおりの生き方に想いを巡らせている。
夫に「笑っているミズカの顔を見ているとうれしい」と言われた。
外ではにこやかを装っても、自分が一番でいられる家ではブスっとしてたのかな私‥‥家族は堪ったものじゃないよな。

ひとりさんの「笑顔でいなよ。周りを明るくするだけでその人は徳を積んでいるんだよ」がこんな身近なところにあったのだ。
幸せは、探して見つかるものではなく、自分から発していけるものだとわかった。

いつも、お気楽ハッピーな気分でいられるわけじゃないのは知っている。
だからこそ、自分だけは天国言葉を使っていこうと思う。

やりたいことをやると決めたんだから‥‥

愛してます

ついてる

嬉しい

楽しい

感謝してます

しあわせ

ありがとう

許します

ネガティブになりそうな情況を、ポジティブな言葉にひっくり返して、笑って暮らす。

これは私の覚悟です。

そろそろプロフィールを書き換えたい気持ちになってきました。


そうそう。冒頭のイギリスに対する想いがどう変わってきたかは次回の投稿に続きます‥‥




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