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#265 どうしても気になっちゃう日本語になった英語


私は日本に住んでいないので、気がつくと以前はなかったはずの日本語をみんなが使っていることがあります。
言葉は日々『移り変わる』ものだから、それは当たり前なんです。

ただ、英語なのに日本語になっちゃった微妙な立ち位置の言葉があり、ぶっちゃけとても気になります。

こんなことを言うと細かい奴だと嫌われそうで、ふだんは心に仕舞っています。
でもnote で交流のある方が使っていると、だんだん黙っているのはいかがなものか‥‥と、ちょっと息苦しさを感じてしまい、今日はひとつだけ心を吐きだしたいのです。

それはチャレンジ (challenge) という英語。
いえ、これはもう日本語です。

「今度〇〇にチャレンジしたいです」

チャレンジは困難なことに挑戦する時の『大きな』言葉です。
努力を要すること、例えば一輪車に乗る、とかエベレスト山登頂とかは、チァレンジ以外の何ものでもないでしょう。
体力的、能力的なことだけでなく、もちろん精神的な壁があることにも使いますね。
でもこのチャレンジ、人によって使う意味にすごく乖離がある気がします。
そもそも自分が気づいたんじゃないのです。イギリス人の夫の
「いや、それチャレンジって言わないでしょ」という指摘が始まりでした。

例えば、
「○○屋のかき氷が美味しそうでした。次回はチャレンジしたいです」

誰かがこう言ったとします。でも意味合いとしては試したいものを試すだけ。挑戦するほどの話か⁉と、私のように違和感を持つ人が一定数必ずいます。
この場合はトライ (try) に替えればいいのです。


日本語で『チャレンジ』言ってんだからうっせわーと言われれば、ごもっとも。なのですが、使う時、相手が英語本来のチャレンジを想定していたとします。なにかに挑む真剣な問いに、しょーもない返しをしてしまわないとも限らない‥‥、と気になるのです。

Challengeに ing をつけてチャレンジングという形容詞になると、"challenging job" であれば、『困難で厳しいけれどやり甲斐のある仕事』という意味になります。「あの人はチャレンジングだ」といえば、『挑戦的な』となるので、チャレンジという言葉の大きさがなんとなくわかってくると思うのです。


【今日のまとめ】
何かを試すときはチャレンジをトライに言い換えてみて



今日は、一個だけ書きました。
こんな記事に需要があるか知りたいので教えてください。まだまだスタンバイしてるムズムズな言葉、あります。

需要なかったらやめます(笑)



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コノエミズ
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