つながり 過ぎないで いい 尹 雄大 を読み始めました④
「優生思想」
私の福祉の入口は、20代後半【知的障害者更生施設】でした。そこでは、利用者さんと職員さんが楽しそうに暮らしていたにもかかわらず「障害があっても、社会でもっと自由に暮らすべき」と思っていました。その後、グループホームのある事業所に就職し、社会で自由に暮らす方を見てきました。ところが、5年、10年と過ぎていくうちに、暴飲暴食で身体を壊したり、ストーカーの加害者とされたり、衝動的な暴力であったり、金銭トラブルといろいろな問題が蓄積させるようになりました。私には、社会か施設か…どちらがいいかはわかりません。
でも、本書の中にある
毎日繰り返されるやりとりを許す冗長さ
が保障される施設という世界もあるのだと、腑に落ちる感覚がありました。
つながり過ぎないでいい 尹雄大さん、
ありがとうございます。