【小説】「奔波の先に」の先にはどこに行くんだろう(参考文献リスト)
井上馨に興味を持って、とりあえずこれだけ読みました。 どこに向かうかどこまで続けられるのかわからないんですが、影響が大きいのは坂野潤治先生のものです。特に「未完の明治維新」にはなぜか泣けました。明治維新にかけた人たちの思いが、ここに帰結するとは思えないの何故か。
伊藤博文の影に隠れ、実績もどこまでがそうなのか、よくわからないと言われています。そのために総理大臣になりそこねて(実際にはけっていますが)います。しかし、折角大河ドラマ「青天を衝け」で登場したのですから(カットされた場面も多いけど)再評価されて欲しい人物だと思いました。
本文の方は目指せ!大河ドラマ主人公!!!サイズで行こうと思います。
このリストには小説類で地雷系も含まれていますが、実際に読んでいるので載せています。実際問題として、現在入手可能な物がほとんどですので、日本近代史に興味のある方にはご利用いただけたらと思います。
随時更新していきます
参考文献リスト
刊行図書類
堀雅昭 「井上馨 開明的ナショナリズム」弦書房
小幡圭佑 「井上馨と明治国家建設」吉川弘文館
鈴木皓詞 「世外井上馨 近代数寄者の魁」宮帯出版社
末松謙澄 「維新風雲録 伊藤・井上二元老直話」哲学書院 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
井上馨侯伝記編纂会編「世外井上公伝」第1巻〜第5巻 中外書籍 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
家近良樹 「その後の慶喜 大正まで生きた将軍」筑摩書房
一坂太郎 「高杉晋作 情熱と挑戦の生涯」KADOKAWA
一坂太郎 「高杉晋作の手紙」講談社学術文庫
伊藤之雄 「伊藤博文 近代日本を創った男」講談社
伊藤之雄 「大隈重信 ー「巨人」が築いたもの」中公新書
泉三郎 「伊藤博文の青年時代ー欧米体験から何を学んだか」祥伝社新書
瀧井一博 「伊藤博文 ー知の政治家」中公新書
坂本一登 「伊藤博文と明治国家形成 「宮中」の制度化と立憲制の導入」講談社学術文庫
伊藤之雄 「原敬 外交と政治の理想」講談社選書メチエ
勝田政治 「大政事家 大久保利通 近代日本の設計者」KADOKAWA
毛利敏彦 「大久保利通 ー維新前夜の群像5」中央公論新社
渋沢栄一 「論語と算段」角川ソフィア文庫
早稲田大学編 「大隈重信自叙伝」岩波文庫
岡義武 「山県有朋 ー明治日本の象徴ー」岩波新書
坂野潤治 「近代日本の国家構想 1871~1936 」岩波現代文庫
坂野潤治 「明治デモクラシー」 岩波新書
坂野潤治 「日本政治「失敗」の研究」講談社
坂野潤治 「近代日本の構造 同盟と格差」講談社
坂野潤治 「明治国家の終焉 1900年体制の崩壊」筑摩書房
坂野潤治 「近代日本の出発」(新人物文庫)KADOKAWA
坂野潤治 「近代日本とアジア」筑摩書房
坂野潤治 「日本近代史」筑摩書房
坂野潤治 「帝国と立憲ー日中戦争はなぜ防げなかったのか」筑摩書房
坂野潤治 「未完の明治維新」筑摩書房
坂野潤治 「西郷隆盛と明治維新」講談社現代新書
坂野潤治 「〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等」講談社
坂野潤治 「明治憲法史」筑摩新書
坂野潤治・大野健一 「明治維新 1858−1881」講談社現代新書
久保田哲 「図説 明治政府」戎光祥出版
久保田哲 「帝国議会 ー西洋の衝撃から誕生までの格闘」中公新書
久保田哲 「明治十四年の政変」集英社インターナショナル
町田明広 「グローバル幕末史」草思社
町田明広 「新説の日本史 幕末」SB新書
町田明広 「攘夷の幕末史」講談社現代新書
町田明広 「薩長同盟論ー幕末史の再構築」人文書院
A・B・ミットフォード 長岡祥三訳「英国外交官の見た幕末維新」講談社学術文庫
アーネスト・メイスン・サトウ 鈴木悠訳 「一外交官の見た明治維新」講談社学術文庫
大庭裕介 「江藤新平 尊王攘夷でめざした近代国家の樹立」戎光祥出版
編者山口輝臣 「はじめての明治史 東大駒場連続講義」筑摩書房
嵯峨隆 「アジア主義全史」筑摩書房
高田祐彦訳注 「新版 古今和歌集 現代語訳付き」角川ソフィア文庫
筒井清忠 「明治史講義【人物編】」筑摩書房
小林和幸 「明治史講義【テーマ編】」筑摩書房
北岡伸一 「明治維新の意味」新潮社
一坂太郎 「明治維新とは何だったのか 薩長抗争史から「史実」を読み直す」創元社
一坂太郎 「暗殺の幕末維新 ー桜田門外の変から大久保利通暗殺まで」中公新書
一坂太郎 「高杉晋作の「革命日記」」朝日選書
一坂太郎 「長州奇兵隊 勝者の中の敗者たち」
家近良樹 「江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」」講談社
野口武彦 「長州戦争ー幕府瓦解への岐路」中央公論新社
三宅紹宣 「幕長戦争 (日本歴史叢書)」吉川弘文館
野口武彦 鳥羽伏見の戦い 幕府の命運を決した四日間 中公新書
武田知弘 「経済改革としての明治維新」イースト・プレス
落合弘樹 「秩禄処分 明治維新と武家の解体」講談社学術文庫
熊田忠雄 「明治を作った密航者たち」祥伝社新書
三谷博 「維新史再考 公儀・王政から集権・脱身分へ」NHK出版
武田晴人 「財閥の時代」角川ソフィア文庫
石井寛治 「日本の産業革命 日清・日露戦争から考える」講談社学術文庫
石井寛治 「明治維新史 自力工業化の奇跡」講談社学術文庫
清水唯一朗 「近代日本の官僚 維新官僚から学歴エリートへ」中公新書
瀧井一博 「明治国家をつくった人々」講談社現代新書
勝田政治 「明治国家と万国対峙 近代日本の形成」角川選書
勝田政治 「廃藩置県 近代国家誕生の舞台裏」角川ソフィア文庫
伊藤之雄 「元老 ー近代日本の真の指導者たち」中公新書
小林和幸 「明治史研究の最前線」筑摩選書
桜井俊彰 「長州ファイブ 侍たちの倫敦」集英社新書
八条忠基 「有職装束大全」平凡社
徳富蘇峰 我が交遊録 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
渡邊修二郎 木戸孝允言行録 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
伊藤痴遊 井上馨と伊藤博文 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
末松謙澄 維新風雲録 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
横山権堂 高杉晋作 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
澤田章 世外候事歴 維新財政談 マツノ書店
後白河院 梁塵秘抄ビギナーズクラシックス日本の古典 角川ソフィア文庫
勝海舟 氷川清話 付勝海舟伝 角川ソフィア文庫
八木孝昌 新・五代友厚伝近代日本の道筋を開いた富国の使徒 PHP研究所
大谷正 日清戦争近代初の対外戦争の実像 中公新書
板谷敏彦 「日露戦争、資金調達の戦い-高橋是清と欧米バンカーたち- 新潮選書
中野明 「幻の五大美術館と明治の実業家たち」祥伝社新書
横手慎二 「日露戦争史20世紀最初の大国間戦争」中公新書
笠原英彦 「明治留守政府」 慶應義塾大学出版会
半田英俊 「明治外債史の研究」一藝社
犬塚孝明 「密航留学生たちの明治維新」日本放送協会出版
柏原宏紀 「明治の技術官僚近代日本をつくった長州五傑」中公新書
蓑原俊洋 奈良岡總智 編著
「ハンドブック近代日本外交史」 ミネルヴァ書房
斎藤紅葉 「木戸孝允と幕末・維新」 京都大学学術出版会
佐藤信 「近代日本の統治と空間 私邸・別荘・庁舎」東京大学出版会
屋敷茂雄 「中井桜洲 明治の元勲に最も頼られた名参謀」幻冬舎
佐々木雄一 「日本近代外交史」中公新書
伊藤俊介 「近代朝鮮の甲午改革と王権・警察・民衆」有志舎
文書類
伊藤博文関係文書一 伊藤博文関係文書研究会編 塙書房
大隈重信関係文書1 早稲田大学大学史資料センター編 みすず書房
木戸孝允関係文書1 木戸孝允関係文書研究会編 東京大学出版会
「井上馨関係文書」所収伊藤博文文書翰翻刻 続 井上馨関係文書講読会
「井上馨関係文書」所収伊藤博文文書翰翻刻明治一五年三月から明治二六年四月まで 井上馨関係文書講読会
山田顕義の書簡井上馨宛 村井益男 日本大学精神文化研究所紀要
井上馨宛益田孝書簡 三井文庫編
読み物系
井沢元彦 「逆説の日本史」19から22 小学館文庫
富樫倫太郎「風の如く 久坂玄瑞・高杉晋作編」講談社
鹿島茂 「渋沢栄一」文春文庫
城山三郎 「雄気堂々」新潮社
津本陽 「小説渋沢栄一」幻冬舎
童門冬二 「渋沢栄一 人間の礎」集英社
童門冬二 「小説 伊藤博文ー幕末青春児ー」学陽書房
童門冬二 「高杉晋作 吉田松陰の志を継いだ稀代の風雲児」PHP文庫
近藤富枝 「鹿鳴館貴婦人考」講談社
池宮彰一郎 「レジェンド歴史時代小説 高杉晋作」講談社
司馬遼太郎 「歳月」講談社文庫
司馬遼太郎 「翔ぶが如く」文春文庫
司馬遼太郎 「世に棲む日日」文春文庫
司馬遼太郎 「花神」新潮文庫
山岡荘八 「高杉晋作」講談社
半藤一利 「幕末史」新潮文庫
半藤一利 「もう一つの「幕末史」」三笠書房
南條範夫 「暁の群像 豪商岩崎弥太郎の生涯」文春文庫
古川薫 「桂小五郎」文春文庫
葉室麟 「春風伝」新潮文庫
林 望 「薩摩スチューデント、西へ」光文社文庫
佐江衆一 「士魂商才 五代友厚」講談社文庫
参考書
日本史史料研究会監修 刈米一志著「日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法」吉川弘文館
古田島洋平 「日本近代史を学ぶための文語文入門 漢文訓読体の地平」吉川弘文
論文関係
第一次長州征伐における薩摩藩西郷吉之助の動向を中心に 町田 明広
中央銀行総裁の政治権力 日清戦後における金融と政治 前田亮介
長州藩士井上馨の対外思想の変遷に関する一考察 顔 龍龍
天皇制国家と六大巡幸の機能 明治初期の地方巡幸を中心に 笠原英彦
日清琉球帰属問題と清露イリ境界問題 井上馨・李鴻章の対外政策を中心に 山城 智史
廃藩政権と留守政府 明治四年の政治動向 笠原英彦
明治維新の論理と構想 木戸孝允を中心に 五十嵐暁郎
明治維新の論理と構想--木戸孝允を中心に-2完 五十嵐暁郎
明治政府における榎本武揚の位置づけ 明治十年代の井上馨との関係から 武藤三代平
明治前半期における井上馨の東亜外交政略 安岡 昭男
炉辺史話 第五話 千辛万辛の湯 若彦屋に潜伏した井上聞多 入江英利
「育種」という用語の由来に関する歴史的考察(2)「三田育種場」開場の背景 生井兵治
パークス非難論争 条約改正史の一齣 杉井六郎
井上馨と渋沢栄一 野口幸洋
井上馨による外交「裏舞台」の創出 鹿鳴館の建設過程からの考察 李 啓彰井上馨論 安岡昭男
一八八○年代の朝鮮問題と国際政治 日清戦争への道をめぐって (2) 高橋秀直
一八八○年代の朝鮮問題と国際政治 日清戦争への道をめぐって 高橋秀直
大久保没後体制と地方巡幸 宮府関係と中央・地方関係を中心に 笠原英彦
旧長州藩士笠井順八の企業家活動 士族授産と近代企業の形成 畠中茂朗
近代地方行政の黎明期 上子 秋生
形成期明治国家の軍備拡張政策 壬午事変後の軍拡決定をめぐって 高橋秀直桂園体制論への一視角 元老をめぐる権力状況について 柴崎力栄
江藤新平と司法省 司法政策の政治的背景 笠原秀幸
甲午改革における借款問題 井上馨の関与した第二次改革と朝鮮指導者層の対応を中心として 森山重徳
国家構想の展開と木戸孝允ー往復書翰から見た木戸孝允と井上馨 落合弘樹
山尾庸三が臨時建築局総裁に就任した経緯に関する研究 清水 英範
七分利付外債における井上馨の方針 半田英俊
西郷隆盛と明治6年政変 下田悠真
青木外相期の条約改正交渉 方針形成と国際環境 大石一男
太政官制の形成と機能に関する覚書 笠原英彦
台湾事件(一八七一-一八七四年) 琉球政策の転機としての台湾出兵 栗原純
大隈条約改正交渉再考 立案過程と国際的背景 大石一男
大蔵省主管期における議事堂建設 佐藤信
明治5年井上馨の遊女「開放」建議の考察ー近代的公娼制への思考ー
阿部保志
1880年代初期の日本の対朝鮮外交~壬午事変までの時期を中心に 布 和
伊藤博文が周旋した長州藩英国留学生の再集結:新出の山尾庸三あて伊藤博文書簡に見る 道迫真吾
井上馨内務大臣の「北海道ニ関スル意見書」について 麓慎一
「別荘」からみた近代日本政治(第7回)井上馨 奈良岡總智
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