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【妊娠後期はじまり】自分で選んだ道でも、たまに振り返ってしまう
昨年、7回目の採卵を経て妊娠。
おかげさまで妊娠後期に入った。
妊娠後期に入ると、子宮は以前より更に大きくなり、お腹がせり出て来て、夜中にトイレに行く回数が増えた。
妊娠中期も赤ちゃんが膀胱を蹴ることでトイレが近くなっていたけど、回数は後期ほどでは無かった。
妊娠後期に入り、ベッドに入ってから2、3時間おきに目覚めることが増えた。
細切れ睡眠と呼んで良いのだろうか。
きっと、産後はしばらくこのリズムで赤ちゃんと過ごすんだなー、ナルホド!と思う。
そして噂通り、睡眠不足になると気力も体力もスカスカになり、自分のキャパシティがどんどん狭くなる。
※前置きすると、今は、ネガティブな状態でもマイナス思考な訳でも無い。
今日は、妊娠後期に突入してすぐ、睡眠不足が数日続いたとき自分に起きたことについてを綴ってみる。
私と仕事。私の、居場所
年始、note上で「今年やりたい10のこと」を投稿。
仕事については
〝育児と家事が2025年の私の仕事”
と決めた。
私は昨年からお勤めに出ていない。
無事出産することができて、子どもが幼稚園に入る頃にあらゆる事が順調であれば、また会社勤めできるだろうか。
いやいや。
生活のため、なんとしてでも稼ぎに出なくてはいけないだろう。
でも、昨年から勤めには出てなくて、きっとあと数年間は、私の仕事は育児&家事。
これは自分で選んで、決めたことなんだ。
この道、この環境に居られること
特に夫に対して心の底から感謝し、事あるごとにありがとうを伝えて来た。
ところが、
妊娠後期に入ってすぐ、睡眠不足が続いたある朝。
朝早く仕事に出掛け、夜遅く帰宅した夫を見て「いいなあ。」と羨ましく思う自分が居た。
この日が初めて。
妊娠してから、仕事する夫や他人に対して
そんな風に羨ましく感じたことなんて無かったのに、初めてそう思った。
睡眠不足で疲れていたのだと思う。
ずっと自宅に居て
高齢を理由にとにかく母子ともに安全に安全に、と気をつけながら過ごして居る私。
今はこれが第1優先なんだと自分で決めてるのに。
自宅以外、私は今どこに居場所があるんだろうか。
働いていた頃と比べ、他人と対面で接する機会は激減。
明らかにコミュニケーション能力は落ちたと思うし、スピード感も無くなっただろう。
気を遣う能力、話を聴く能力、集中力。
情報量、知識、情報処理&事務処理の能力。
営業トーク。
お勤め時代に持っていたスキルはどんどん色褪せる。
ただ、勤務時使っていたのとは違う自分の
領域とモードを意識した結果の妊娠だと思うから、お勤めをしないこの数年間の経験は
かつて働いていた頃の自分が得た経験と
トレードオフなんだろう。
いつの日かまた、家庭以外にいくつか
自分の居場所をつくりたいし
生まれて来る赤ちゃんにも
家庭以外にいくつか、安心できる居場所が
あるといいなぁと思う。
(余談だが、名付けも、この辺りを私は意識しているw姓名判断の〝外格〟)
働くこと=生きる意味 みたいに
正社員で仕事し続けた20年ちょっと。
高齢での不妊治療と仕事の並行は、私には
無理だった。
▼過去の記事
(不妊治療のために退職したかと言うと
そうではない。
自分達夫婦には非常に大切な話なので
詳細は有料記事に綴った。)▼
こんな気持ちになるときあるよね
羨ましい
ただ虚しい
自分で選んだ道でも
たまに振り返ってしまう
「ダーリン」
今日の投稿タイトルはMrs. GREEN APPLE
「ダーリン」の一節を使わせてもらった。
こういう日って、あるよね。
眠れぬ夜もあるけど、赤ちゃんのため
自分のため、夫のため、みんなの•私の未来のため、眠れるチャンスには貪欲に
少しでも休もう。
▼以前もミセスの曲から引用しました🍏
ありがとうございます、ミセス。