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人生上手く行かないとき、どうするか

▼先日、理想通りに行かない不妊治療&仕事について書いた。

ものごとが自分の理想通りに行かないとき。
人生が自分の思い通りにならないとき。
そういうときって、誰しもあるものだと思う。

10代、20代、30代、40代
私には各年代でバッチリ不遇の時期があった。
現在40代。不妊治療と仕事、家庭のバランスは全く自分の理想通りには行かなかった。

人生が自分の思い通りにならないとき、どういう姿勢で居るべきか。


◯◯すべき、というのは、ないんだけれど。
私がどうやって来たかと言えば

「腐らないようにすること」

世の中を恨んだり
他人を妬ましく思ったり
愚痴をこぼしたり
八つ当たりしたり
誰かを傷つけたり
自分自身を適当に扱ったり・・・
自分が上手く行ってないとき、こういう感情や行動はある意味自然なんだと思う。
ここでは、仮にこれらを〝腐る〟ということだとして

私は、自分が上手く行かないときは
「腐らない」と意思を持って、行動を選ぶようにして来た。

(なんて言っても、いつもいつも素晴らしかった訳じゃない。
腐りかけたことは何度かある。)


人生の先輩からの言葉

10代の時、実父から言われた。
人生、自分の思うようにならないことの方が多いと思う。けど、その時、ならば自分はこの状況で何が出来るかを広い眼で考えて、自分が置かれている場所で出来る最善を尽くせばそれで佳いと思う。

20代、30代。仕事の基礎を築いていた時期、職場で嫌がらせされたり、人間関係で悩んで苦しくて、これまた、自分の思い描く仕事は出来ていなかった。
その頃、仕事で可愛がっていただいた上司(男性)が贈ってくれた言葉がある。

艱難 汝を玉にす。
かんなん なんじを たまにす

人は多くの苦しみや困難を経て初めて立派な人間となる、という意味らしい。
西洋のことわざ「逆境は人をかしこくする」を意訳したものだとか。

今でも、実父とかつての上司がかけてくれた言葉は自分の胸(あるいは脳)に深く刻まれている。

「腐らない」は、容易ではない。
だけど、腐らないようにして来た。
具体的にどう考え、行動する(または行動を控える)かは、自分のトリセツ(取り扱い説明書)と照らし合わせながら、自力で生み出すのがベスト。

私ももうじき40代半ば。
苦しみ、困難は自分磨き。
歳を重ねる毎に美しい玉になれますように。

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