バーチャフリーク-summer night- 今度こそレポ
2019年7月20〜21日のオールナイトで行われた、
ASOBINITE!!!@新木場ageHa:BOXステージ
「VIRTUAFREAK -summer night-」
のイベントレポです。今度こそレポのつもりで書きます。
私はvol.1から参加していて、以前のレポっぽい文章もあるので、よかったら合わせてどうぞ。
・開場前
今までの秋葉原ウラエンタスでのバチャフリはフラフラと1人参戦していたんですが、今回は今までと場所が違うし、規模もでかいし、
というかむちゃくちゃパリピのイベントでは…?”ビキニナイト”ってなんですか…????とビビりまくって、初めて友人(Vはそれなりに知ってるけど推しはいない)を誘って行きました。
私はオールナイトに備えてたっぷり昼寝して行きましたが、友人は昼から別の友人と遊んでいて珍味料理店で虫を食ってから来たそうです。
虫食ったその足でナイトイベントに来る男、ウケるね…
実際全体の客層の雰囲気は秋葉原と結構違うし、スタッフさんもなんかイカついし、突然バニーみたいな格好したセクシーなお姉さんがローラースケートで駆け抜けていくし、やっぱパリピのイベントじゃん…こわ…たすけて…
と待機しながら、お客さんをよくよく見てるとすごい親近感のある格好(特にTシャツ)の人がチラホラいて勇気をもらった。
私も本当はsomuniaちゃんのTシャツ(白)を着て行きたかったんですが受け取りがうまくいかず、自分のクローゼットで一番「イケメンのコスプレ」ができる開襟の柄シャツを着て行きました。
クラブは最高の音楽を聴いて自分が最高になるために行く場所だと思っているので、グッズTでもなんでも最大限オシャレして行くべし。
「助けて…早くメチャクチャにして…」などうわごとのように呟いていたら24時ジャスト、ようやくBOXステージが開場。
・「俺なりのバーチャル」Batsu
開場と同時にBatsuさんが既に音を鳴らしており即優勝しました。
本当に助かった。この時点で一番酔っ払っていてまともな写真も動画もなかった。
開幕から、EVISBEATS feat. 田我流「ゆれる」、くるり「琥珀色の海、上海蟹の朝」、あいみょん「愛を伝えたいだとか」、ときて激シブ…最高…と思ってたら、
星宮とと×TEMPLIME「ネオンライト」のsomuniaカバーからの、
「リワインドしろ〜〜〜〜〜!!」の掛け声(?)とともに原曲。
”ノルマ達成”って感じですね。ネオンライトは何度聴いても最高だしリワインドは何回してもいい。私はリワインドが何なのか知らないんですけど…
「Vanta feat.ワニのヤカ」ほんとにほんとにありがとうございます……
VantaでBatsuさんを初めて知った身なんですが、この曲は
「上から刺すめちゃくちゃ強い光」だ、と私はずっと言っていて、これを爆音で浴びながら天を仰ぐと本当に気持ちいいんですよ…トリップ感があります。
VirtuaREAL00東京公演にも参戦していたんですが、今回くらいデカい場所でデカい音でこの曲が聴けて本当に良かった…
somunia「summer leap」もほんとにありがとうございます……
個人的には「夜咄ディセイブ」もめちゃくちゃ嬉しかったです。
他「Just Be Friends」、「シオカラ節」、「動く、動く」など。
セトリが出ていないので自分のメモ頼りなんですが、自分的に盛り上がったのはこのあたりということですね。
途中何度か「俺なりのバーチャルだから!」というMCを挟んでいたのが印象的で、意味は全然わかんないんだけどなんか良いなぁ、良いセリフだなぁと思っていました。
俺たちも誰も彼も「自分なりのバーチャル」をバーチャル最高って言ってるだけなんですよね、たぶんね。それでいいんですよね。
あと「僕が”バーチャ”って言ったら”フリーク”って返してください」
「バーチャ!」「「「フリーク!!!」」」
「バーチャ!」「「「フリーク!!!」」」
「バーチャ!」「「「フリーク!!!」」」
「最高!」「「「最高〜〜〜〜〜!!!」」」
とかいうこの世で一番ダサいコール&レスポンスは歴史に残るべき。
・「俺がバーチャフリークだ」エハラミオリ
エゴとはつまり愛です。
もちろん愛とはエゴであるとも言えるし、愛は時に暴力にもなり得る。
だからこそぶつける場所とタイミングは選ばないといけない。
ともかくエハラミオリさんは他者への愛を誰よりも抱えてがんじがらめになっている唯一無二のアーティストであり、
バーチャフリークという”愛に溢れたイベント”の象徴たる存在である。
てなところでもう具体的に何が流れたとかはセトリを参照ください。
KMNZの「今夜はブギーバック」coverが本当に天才的選曲だったと思うし、
特に後半でメチャクチャのボロッボロにされたのは言わずもがなです。
とにかく全人類Marprilの「Sheep in the light」聴いてね。
私がチンタラこれを書いてる間にヨシナちゃんも新曲出したので聴いてね。
こういうことを本人が言及されたいのかされたくないのかよくわからないので、今回限りで思う存分言及させていただくんですけども、
ステージにいるときのミオリさんは本当にカッコいいというか美しいというか魅力的ですよね。vol.1のときからずっと思っているんですけど。
本人としてはただただ全力で感情を爆発させてるだけのような気もするけど、たぶんその感情自体の美しさもあるんだろうな。
あと単純に体がデカい人がステージで大暴れしていると映える。
「視線はまだ逸らさないで」の振り付けやり始めた時はマジで気が狂ってその場で消し飛ぶかと思った………良すぎて………
「エハラミオリは僕のミューズです」とかいう過去最高に気持ち悪い発言をしたのは、半分はミオリちゃんのキャラデザが自分好みにできすぎていろいろ描きたくてしょうがないという意味で、もう半分はだいたいこういう意味です。
これからもステージに立ち続けてほしいし、私の気持ち悪さが度を過ぎた時にはちゃんとブン殴ってほしいです。いつも本当にごめんなさい愛してます
あと見てる間夢中になりすぎて、次ワニとコウモリの出番中にもう一回ステージに出てくるまで髪色が変わってるのに気づかなくてすんごいビックリしてしまった。髪染めたの私なのに…
・「本物」Ujico*/Snail's House
ここで一回体力の限界を迎えて後ろの方に下がり、命の水(500円)をガブ飲みしながらUjicoさんの登場を見届け、外にいたミオリさんと喋ってたら急に「オア!!」みたいな声あげてフロアに吸い込まれていったので何かと思ったら「Pixel Garaxy」が始まっていたので私もダッシュでフロアに戻り、
それ以降の記憶がありません。
私はゲーム音楽に疎いんですが、「あっなんか今の音聴いたことある…?」と思った次の瞬間それがムチャクチャに破壊されブチかまされて狂ったように踊るしかなくなる、みたいのを延々繰り返していた記憶がかろうじてある…くらい…
予習も全然できないまま来てしまったし、とにかく大物の迫力を直に見た、と言うことしかできない…語彙がない…
本当に本当にカッコよかったのでこれから作品聴いていきます。
そしてKMNZとのタッグがまたあるそうなので、すごく楽しみ…
・「腹から声出せ!」KMNZ
KMNZ、一生愛します………………………
短い出番の中で一曲一曲が爆発的に濃密で最高だった…
「VR」に始まり”繋がる世界溶け出”し、
けいおん!より「ふわふわ時間」coverで全員でふわふわ時間し、
「水星-tofubeats feat.オノマトペ大臣」coverではヤカ君が乱入、
「Home Sweet Home (feat.KMNZ LIZ)」の間奏にてリタちゃんの「今日も最高にかわいいねぇ…」がイケメンすぎて死亡、
そして「Augmentation (feat.Moe Shop)」で全員TOKYO GLITCHし優勝。
本当に怒涛すぎて一瞬でした。
2人の歌声も叫び声も、すごく高ぶって感極まっているのがダイレクトに伝わってきて、「KMNZが、ここに、ここにおるやんけ……」「ここにいて、ここで一緒に叫んどるやんけ……」という感動がすごかった。
私はそもそもは彼女達の熱烈なファンというより、ninoPをはじめ彼女達を運営している側の仕掛けていること、の方に関心があって追っていて、
だから今のところHZ(ヘッズ)を名乗れる感じではあんまりないのですが、
これからもっともっとリタちゃん・リズちゃんのことを知って、もっと好きになりたい、という気持ちになりました。いっぱい愛すぞ…………
ー2019.8.5追記ー
KMNZライブ映像が公式から公開されたので貼ります。この熱量だぞオイ!
・「こういうのも楽しいでしょ」ワニとコウモリ
まさかワニとコウモリをまた見れる日が来るなんてな……
まずワニのヤカ君のファンとして、最新EP「Favor」から
「Favor」と「yolo sick」が聴けて本当に感無量です。ありがとう……
個人的に「ARA」に続いて「yolo sick」は、この先ずっと自分の中で大事にしていく曲になる気がします。梅雨は明けたけど私はまだこのEPが当分手放せそうにない。
そしてコーサカ/高坂はしやんさんは「バーチャルとリアルの壁をなくす、壊す、曖昧にする」という意味で、バーチャフリークの象徴たる存在のもう一人だと思います。そういう意味で誰よりも”矢面”にいる人。
MCがすごい良かったな、バッチバチに愛やエゴやエモを詰めまくった言霊を吐きまくるコーサカさんと、それに対して温度差ありまくるけど大丈夫か?起きてる?みたいなフワッフワのリアクションのヤカ君という、狂気的なコンビですよ本当に。
「ワニとコウモリの皆さんのおかげです。」であのビートが箱で聴けたのはもう死んでもいいレベルの優勝案件だし、
「ペトリコール」に「someday someday」、
「Favor」に「no color」混ぜてくるのはマジでズルがすぎるよ………
こういうことをサラッとやる狂ったビートメーカーとこれに「妹の曲です」とかいうMCを添える狂ったラッパーがよ……ほんとによ………キレそう……
「ウィルキンソン」はそもそもあの短いニッチな動画が元ネタなのをライブ名物みたいに扱ってる時点でイカれとるし、コール&レスポンスの丁寧すぎる案内で死ぬほど笑った 俺たちは何を見せられ何をあんな必死に叫んでいたんだ……謎すぎる……絶対毎回やってほしい……
そしてここが初披露だった「One Da Land」ですが、私がモタモタしている間にMV公開されてしまいましたよ。
これはちょっとわけがわからないくらい好きですね。トリップというよりはもっと急激にものすごいハイを迎えてしまう…強めの快感物質…
「Twinkle Night」はこうなったらもう、いろんな場所でいろんな組み合わせで無限に聴きたいですね。何度でも「ダメだよ愛して?」「twinkle night!!!」叫ばせてほしい。
あとその場にいない人(nyankobrqさん)を天国にいる扱いするネタは鉄板ながら本当にツボなのでマジでしんどかった 泣くほど笑った
でも一番笑ったのは中盤突然ヌッとフロアに現れ突然「早く次の曲やって!!」とかいうわけのわからんヤジを飛ばしてたワイパさん(バチャフリvol.2に出演)でした。彼はクラブMCを荒らして回る妖怪か何かなんですか?
・「よく眠れましたか?」バーチャルねこ
これまでずっとミオリさんの後のクールダウン&チルアウトタイム担当だったのが、今回まさかのトリだし、ありえないくらい出番が長いし、
まさか全員フロアで寝かすつもりなのか……?と思ってたら本当に寝かすつもりだったらしい。
実際壁際で真っ白な灰になって寝落ちてる人がそこそこな数いてかなり面白かった
ちょっと外で涼んだり人と話してる間に「Time to Sleep feat.四ツ辻まよい(VIP)」聞き逃したっぽいのが今回唯一惜しかったな……いややっぱ完全に寝かすつもりじゃねーか 今タイトル打ちながらめっちゃ笑っちゃった
「Hallo,Morning(Virtual Cat Remix)」が流れてそろそろ締めですよ〜〜感が出始め、ワラワラと人がフロアに戻り始めたところで、そして、
締めが「Up-to-date feat.かしこまり」は本当に本当に本当にダメでした、ダメでしょ……………………………………………………
今日どこかで絶対流れるはずだとは思っていて、なかなか流れないな〜と思っていたところで、
まさか最後に「オーオオーオー」を合唱しながらイベントそのものを締めくくれるとは思わず、感極まってしまった………
・VJによる視覚ハック
ロクな写真がなくてアレなんですけど…
EXIOTICAさん、深山詠美さん、chlumiさんによるVJ、素晴らしかったです。
特にEXIOTICAさんがちょっとヤバくて脳がどうにかなりそうだった…
いつものウラエンタスより大きいスクリーン?布?だったのもより”ハック”感が強くて良かったです。毎回これくらいの圧で悩殺されたいな…
イラストという視覚情報での表現をやっている者として、ついでにアニメーションも多少やったりしていることもあり、
絶対いつかVJの素材にされたい…という新しい夢ができてしまった。なんというか、あの、ご連絡お待ちしてます…
・まとめ、バーチャルのフリーク達
まず第一に、連れて行った友人への布教が成功しました。
ワニのヤカ君とsomuniaちゃんが特に良くて音源入手して聴いてるそうです。もう大満足ですね。オタクの生き甲斐。
あとバーチャフリークに帰ってからなぜか不眠が改善しました。
長らく「夜に眠くなること自体が不可能」という状態だったのが、帰ったあと帰って(?)きてからとりあえず今日までちゃんと夜寝て朝起きています。
あと今までバチャフリを含む全ての現場の、もっと言うと全てエハラミオリの出番中に必ず足を吊っていたんですが今回は吊らずに乗り切りました。
というのも毎回「もっと飛びたいのに足を吊って飛べない」という状態になるのがかなり悔しかったので、今回に備えて若干の筋トレをしていました。ちゃんと成果が出て嬉しかったです。
つっても「生活してる合間に時々つま先立ちをする」ってだけなんですけど効果あるもんなんですね。これからもクラブで最高になりたい人にオススメです。
でも足は大丈夫だったけどsheep in the lightを2回も流されたタイミングでお腹?腹筋?がめちゃめちゃ痛くなりました。クラブで腹筋痛くなることあるんだ…って思った
それくらい今回のバーチャフリークを楽しみにしていて、そこまでの日々を乗り切ったので、考え得る最大限に楽しい夜が過ごせて本当に良かった。
別に何かの共通点でくくってラベリングしたいという意図は全くないんですが、バーチャルに何かしらの形で狂わされた人達(バーチャルのフリーク)、
何かしら「現実がしんどい人」の割合がかなり高い、という実感が、この界隈に触れてもう1年以上の間、ずっとあります。
もっと正確には、「しんどい現実からなんとかなりたくてもがいている人」。
私がめちゃくちゃそうだから似た感じの人との出会いが多かっただけ、というバイアスはそれなりにあるとは思いますが、
少なくとも「バーチャフリークに帰りたい」という一種のミームがこれだけ定着しているのは、そういう面もあるんじゃないだろうかと感じています。
しんどい現実の中でもがく時、「これだけは信じてついていける」と感じさせてくれる、人・もの・場所の存在は本当に希少です。
だからバーチャフリークの開催も、出演した皆さんの活動も、
どうかもうしばらくは続いてほしいです。これは私からのエゴになります。
本当に楽しかった!次も絶対行きます!
ありがとうございました。
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