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いつか恋をした、僕らの仮想現実は溶け出していく。 - #VR_ize vol.0レポ-
水井軒間です。お久しぶりのnoteバーチャル関連記事になります。
今回は2020年4月22日に行われたバーチャルクラブイベント
「VIRTUALIZE REALIZE vol.0」のレポート記事です。
というか、関わった者としての思い出振り返り記事みたいなものになります。
イベントを楽しんでくれた皆さんが楽しめる記事、イベントをまだ知らない人が興味をもってもらえる記事になっていればと思います。
『VIRTUALIZE REALIZE vol.0』
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) April 13, 2020
2020.04.22 (Wed.) in VRChat
Official site : https://t.co/I1B1Jnlrul
【Guest DJ】
Reno
【Live Painting】
PY-2
【Visual Staff】
水井軒間
【DJ】
えい
まかか
FAIO
Future record installed 咲乃木ロク
Dat Cat
【VJ】
非暮
LAKU#VR_ize pic.twitter.com/A8aVPyFQcu
【Modeling Staff】
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) April 13, 2020
kagamiiiiin
【Technical Staff】
maguro
Yothuba#VR_ize
・はじめに、スタッフとして参加した経緯
ご存知の通り(だと嬉しい)私はグッズ制作・Visual Stuff(VJアニメーション制作)として関わらせていただいた内部スタッフです。
といっても最初から参加していたわけではなく。個人的な経緯を振り返ってみます。
まずイベントそのものの告知が出たのが3/22。
『VIRTUALIZE REALIZE vol.1』
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) March 22, 2020
2020.04.22 (Wed.) at 秋葉原 mogra
START 18:30 / END 23:00
ADV : 2000yen (1D) / DOOR : 2500yen (1D)
Official site : https://t.co/I1B1Jnlrul
【Guest DJ】
遊美深夜
【DJ】
えい
まかか
FAIO
Future record
Dat Cat
【VJ】
非暮
LAKU#VR_ize #mogra pic.twitter.com/hofphUEXED
ここで一個”インターネットいい話”があるんですけど、
出演者のひとり、DatCatさんは私がVIRTUAFREAK vol.2か3あたりに参加していた頃からの知り合いで、
noteやtwitterで「DatCatさんが現れたので私はもう音楽レポを書かなくていい」とか「バチャフリ出身DJが出たら面白い、"DJ DatCat"とか…」とか時々言及していたんですね。
で、この告知が出まして、うおおついに!と思ってたらDatCatさんから
「水井さんに”見てみたい”と言ってもらったのをモチベにここまでやってきたのでぜひ来てください」というDMが来てびっくりしてしまった。
マジで?そんなに?「もちろん行きます」と返事をしました。という話。
っていうか、主催のFAIOさんや出演者のFuture Record(installed 咲乃木ロク)くんとも既に知り合いだったので、
「こんな面白そうなことやるなら声かけてくださいよ!」とかツイートしてたらFAIOさんから「!」と反応があり。
「VR_ize、グッズ作るとかどうですか?」とこちらから声をかけ、スタッフとしての参加がスタートしました。
というわけで初めはグッズ制作のみのスタッフだったのですが、会議の中で
「アニメが描けるので、よかったらVJさんに使ってもらいたいです」と勇気を出して発言したことで、Visual Staff(なんかカッコいい役職名つけたいとFAIOさんが考えてくれた)としても動くことになりました。
VJにアニメを使ってもらうのがずっと夢だったので本当に嬉しかった。
非暮さん、LAKUさんありがとう。
・バーチャル開催”vol.0”へ
そんな感じで期待の高まるイベントだったVR_ize”vol.1"でしたが、
新型コロナの影響で箱が使えず、現地開催が不可能に。
4/22に開催予定でしたVIRTUALIZE REALIZE vol.1は昨今の状況を踏まえ延期させていただくことになりました。
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) April 1, 2020
延期後の日程に関しては現在調整中ですので、また後日アナウンスを行います。
楽しみにしていた方々には大変申し訳ありませんがどうかご理解の程、よろしくお願い致します。#VR_ize #mogra
ただそこで単純な延期とはならず、
オンラインで、バーチャル上での開催"vol.0"に向けてイベントは動いていきます。
『VIRTUALIZE REALIZE vol.0』
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) April 1, 2020
僕たちのダンスフロアは
きっと、電波の向こう側に。
2020.04.22 (Wed.) in VRChat
Supported by Club RUINS
Official site : https://t.co/I1B1Jnlrul
Coming Soon...#VR_ize #VRChat #CLUB_RUINS pic.twitter.com/0aXpEspmja
直前の「ヒトリアニ」や「MU2020」からの流れもあったとは思いますが、
単なる配信開催ではなく、VRChatでの開催。
現地でのクラブイベントをVRChatで、という試みも、
VRChat内でのクラブイベントは数あれど、ここまできちんと企画として立ち上げる、という試みも、おそらく業界初だと思います。
そもそもは既に運営されているVRクラブ「Club RUINS」をお貸ししてもらうつもりだったオーナーのkagamiiiiinさんが「ワールド作りますよ!」と言い始め、
テクニカルスタッフとしてmaguroさん、Yothubaさんが参加。
オイオイなんだかすごいことになってきちゃったぞ感が出始めます。
さらにバーチャル開催に合わせて、VRデバイス「Hapbeat」とのコラボも決定。
【VIRTUALIZE REALIZE × Hapbeat コラボレーション決定!】
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) April 13, 2020
『カラダ、響く。ココロ、高鳴る。』
今回、Hapbeat社さんのご協力によりHapbeatの無償レンタルを行わさせて頂くことになりました!
詳細は次のツイートへ→#VR_ize #Hapbeat pic.twitter.com/SZ3Tvc71qk
いったい僕たちのこのイベント、これからどうなっちゃうの〜!?
・スタッフそれぞれの力の結晶
まずこれは絶対言っておきたかったことなんですけど
PY-2(らいつ)のフライヤーイラストかわいすぎじゃありませんか?!!?!?!??!?!
#VR_ize #Hapbeat pic.twitter.com/o6jy7SAOZC
— らいつ (@lie_lie_py2) April 14, 2020
このイラストも大好き
「インターネット交通事故」というテーマから交通整備員をモチーフにしたキャラデザで、イベント全体の世界観を決定づけたのは彼の力だと思います。
私たちは愛情を込めてぽよと呼び続けていますが(元ぽよらいつなので)
ぽよは若き天才です。絶対に大物になってほしい。皆さんマジでよろしくお願いします。
次にkagamiiiiinさんのワールド、当日VRChatに入った人はその身で体感してきたと思うんですが、めちゃくちゃカッコいい。ほんとにすごい。
【VIRTUALIZE REALIZE 特設会場公開!】
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) April 21, 2020
今回 @kagamiiiiin89 さんが制作してくださった特設会場の様子を公開します!
写真だけでも十分にすごいですが、会場はもっともーーーーーっとすごいです!!
是非遊びに来てください!!#VR_ize pic.twitter.com/zccJzsgREp
ヤバない?なんで私VRChat行けないんだろう 絶対いつか行く
他にも小物としてクライナーやイェーガーの瓶なども実装してくれたことで当日会場はいい感じに治安が終わっていたようです。
— 咲乃木ロク🌱未来からやってきたAI (@Sakinoki_6) April 22, 2020
ワールド制作だけじゃなく、VRChatで開催するにあたって、バーチャルクラブに長年精通しているkagamiiiiinさんの力は本当に大きかったです。
そして完全な裏方として表立ってはいないものの、イベントを楽しんでくれた皆さんに絶対に伝えておきたいのは、
今回のイベントが円滑に回っていたのはFAIOさん、maguroさん、Yothubaさん達テクニカル班の身を粉にした努力の賜物です。
イベント開催までの間、連日連夜皆が集まってウンウン唸りながら作業しているのをずっと見て来ました。
私なんかは技術的なことが本当にわからないので、頭が上がりません。
VRize vol.0はそんなこんな、いろんな専門技術を持った人達の力が集まってやっと完成したイベントだったりもしたのでした。
もちろん私も、微力ながら精一杯アニメを描かせていただきました。
・グッズイラストに込めた想い
皆さんVRoid向けグッズパーカーは手に入れてくださいましたでしょうか。
購入しないまでもイラストだけでもよかったら見て欲しい。
参加クリエイターはFAIOさん(多彩すぎ)、PY-2、水井軒間、そしてボカクラDJとしても活躍されているもなか最中さん。
ということで、4/21にVRoidグッズ販売開始となります!
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) April 20, 2020
第1弾は水井軒間、もなか最中、PY-2、FAIOらによるオリジナルイラストがプリントされたパーカー!
是非とも22日のイベント当日は身に着けて遊びに来てくださいね~!#VR_ize #VRoid pic.twitter.com/joQfLNArM3
私が担当したイラストについてちょっと語りたいんですが、
VJアニメーションも含めて、私は今回個人テーマとして「恋」をずっと意識して制作していました。
「あの日、僕らは恋をした。」
という文字をでかでかとイラストに入れたんですが、
これは私や出演者を含め、バーチャルやバーチャルの音楽に触れた人達の想いを「恋」になぞらえたものです。
ずっとお世話になっているエハラミオリ氏が楽曲の歌詞で使っていたところから影響された語彙であり(「さあ恋の理由を見失う前に進もう」など)、
過去のnoteで使った語彙だったりもします。
この業界・界隈を追ったり追わなかったりの付き合いはもう2年になりますが、私も「なんだかんだ君と僕とこの世界が”大好き!”」なわけで、
出演者・スタッフの皆も、当日楽しんでくれる皆さんもきっと同じ想いだろうということで、こういった絵を描かせていただきました。
・当日のレポ
私はスタッフながらVRChatに行く環境が整わず、泣く泣くtwitch配信での参加。絶対いつか行くからな。
コメント欄を荒らしつつ、twitterでめちゃくちゃ実況しながら見ていたのでそれを振り返りながらレポを書いていこうと思います。
何が流れたとかまでは記憶も知識もないのでかなりさらっと。きっともっと音楽に詳しい人が詳しいレポを書いてくれる。
DJ えい
犯罪が行われています #VR_ize
— 水井軒間 (@mizuinokima) April 22, 2020
しょっぱなからオシャレでムーディー、そしていきなりズルの連続で最高の一番手でした。世界観のあるDJ、大好き。
DJ DatCat
皆さんこいつが悪のDJことDatCatです #VR_ize
— 水井軒間 (@mizuinokima) April 22, 2020
マジでこいつは末代まで許さん Rainbow shipありがとうマジで
私が見込んだだけのことはある(後方腕組み古参面)イベント初DJとは思えない貫禄のあるプレイでした。
DJ FutureRecord installed 咲乃木ロク
咲乃木!助けてくれぇ!俺は誰なんだ!ここは何処なんだ!咲乃木!咲乃木ーーー!!! #VR_ize
— 水井軒間 (@mizuinokima) April 22, 2020
みんな咲乃木ロクの歌唱聞いてくれたか?今一番好きな声帯です
新曲「クラブのない週末」早く音源化してほしい。彼も配信イベントでは初のプレイ。
DJ Reno(ゲスト)
今回のゲスト、ボカロ中心DJのRenoさん、めちゃくちゃカッコよかったしモデルがかわいかった。
あと後ろの画面でぽよらいつがいらすとやで暴れていてめちゃくちゃ気が散った。
なにこれ pic.twitter.com/beR4J5GTYm
— らいつ (@lie_lie_py2) April 22, 2020
DJ FAIO
バカが盛るバイキングの皿かよ #VR_ize
— 水井軒間 (@mizuinokima) April 22, 2020
これに尽きる。ほんとバカ。
なんかこのツイートでVRChat会場のとあるインスタンスが湧いていたという情報があとからkagamiiiiinさんから来て赤面した。
DJ まかか
天を仰いでる #VR_ize
— 水井軒間 (@mizuinokima) April 22, 2020
まかかさん、いつかnagomixで見てから好きで実はめちゃくちゃ楽しみにしてました。トリにふさわしいエモーショナルなプレイでかっこよかった。
あとまかかさんが画面にParty Parrotを配置してたせいでVRChat会場に大量発生してるスクショがめちゃくちゃ流れてきてめちゃくちゃ笑った。
VJ 非暮
ドット加工なんて聞いてないひぐらしさん最高 #VR_ize
— 水井軒間 (@mizuinokima) April 22, 2020
非暮さんは静かな空気感の好みがしっかり出ているVJさんだなと思っています。彼もイベント初プレイ。
あと私の渡した素材でめちゃくちゃ遊んでくれて嬉しかった。
VJ LAKU
床 #VR_ize
— 水井軒間 (@mizuinokima) April 22, 2020
LAKUさんは自分で素材作りもしているVJさんで、「素材で殺す」ということをやっていてすごかった。あのグレープフルーツ素材自前だぞみんな。そして彼も初プレイ。私のアニメ素材もカッコいい使い方してくれていましたありがとう…
気づいた方もいると思うんですが、このイベントは出演者の半数以上が今回デビューというすごいことになっていました。
皆VIRTUAFREAKやVirtuaREALでバーチャルクラブイベントに触れ、憧れ、恋をして、DJ・VJデビューを果たした人達です。
その出会いの様を我々は「インターネット交通事故」と呼んでいたり。
皆さん彼らの勇姿をその目で目撃してくださいましたでしょうか。
twitchで見ていてもコメントで盛り上がれたり、画面のスイッチングがあったりしてかなり楽しめました。でもやっぱりいつかは会場に行きたいな。
改めてご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。
VRChat会場、twitch会場ともに、予想をはるかに超える数の方に来て頂いて、スタッフ一同感動していました。
本当にいいイベントにできたのは皆さんのご協力あってこそだったと思います。
・次回予告
無事にイベントを終える事ができました!!
— VIRTUALIZE REALIZE (@VR_ize) April 22, 2020
VR会場に来場していただいた方々、Twitchで視聴してくださった方々本当にありがとうございました!!!
次回は6/24(水)、mograで会いましょう!!!
会えなかったら………またここで!!!#VR_ize
というわけで、6月にまたやります!
もし会場での開催が可能であればそこで、無理だったらバーチャル会場で、
また会いましょう。
私もVisual Staffとしてさらにパワーアップしたものをお届けできたらと思っています。
今回は参加できなかったという方も、次はぜひ会いましょう。
一緒に踊りましょう。その日までまた。ありがとうございました。
私のtwitter↓