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憧れが生みだしたコンプレックスと向き合う

別のnoteにも書きましたが、私は自分のことを話すのが苦手です。

それは私にとってはマイナスポイントで、長らくコンプレックスのひとつでした。

「自己開示が上手で、たくさんの友だちがいて、どこに行っても溶け込めて、誰にでも好かれる人に私もなりたい。」

どこかでずっと思い続けていました。

30代になった今はさすがに、それは私には無理なんだということに納得しつつあると思っていたんです。でも、心のどこかで羨ましさがまだ残っていたんですよね。

特にSHElikesというキャリアスクールに入会してからは、自己開示が上手ですぐに仲間ができるタイプの人に憧れる気持ちが強くなっていたようにも思います。

そんなことを考えていたら、いとも簡単にこの悩みがとけたので、書き残しておきたいと思います。

キラキラした人たちをみて思うこと

もしかしたら、SHElikesに入会した人のほとんどが体験するのかもしれないなと感じていることがあります。

それは、Twitterでシーメイトさん(SHElikesに入会している人たちの総称です)とつながったり、#シーライクスで検索してでてくる文章を読んでは、自分と比較して凹むという現象です。

「自分以外のシーメイトさんはキラキラして見える。なのに私は......。」

「同じ時期に入会したあの人はもうあんなに前に進んでいる。でも、私は......。」

こんなことを思った人、たぶんたくさんいるんじゃないかな。

私はというと話すのが苦手という意識から、「あの人はたくさんの人と仲良さそうに話をしているけれど、私はうまくこのコミュニティーを活かせてないな。」という思いがありました。

うらやましいな、すごいな、やっぱり憧れるな。そうやってみんなを見ていたんですよね。

うらやましいなと思っていたその人が私をうらやんでいた

そんなことを思っていたら、ひょんなことからシーメイトさんであるsaeriさんとお話する機会をえることができました。

saeriさんは私と同じくらいにSHElikesに入会していて、同世代で、子どもの年齢が同じです。

属性は似ているんですが、全く違うこと。それは、私が内向的であるのに対し、saeriさんがとても外交的であることです。

そして、私が文章を書くことで自分の気持ちを表現しているのに対し、saeriさんは言葉で伝えることができる人なんです。

共通点が多いのでTwitterでつながりがあったのですが、しっかりお話するのは今回が初めてでした。

そこで発覚したんです。saeriさんが言語化に苦手意識があり、私のnoteを読んで私のことを「いいなあ」と感じてくれていた事実に!

話せば話すほど、私にないものを持っていて最高だな!と思うんですよね。でも、それと同じような感情をsaeriさんも私に持ってくれているのが伝わるんです。

お互いに自分にない部分を「いいなあ」とうらやんだり、憧れたりしていたんですよね。

「うらやましい」と思う反対側に自分のよさが隠れていることもある

この体験を経て思ったことがあります。

よく言われることだけれど、人はないものねだりで、自分にないものを持っている人に対して、「うらやましいな」とか「憧れ」のような感情を抱くんですよね。

「憧れ」にも種類があると思っていて。こんな人に私もなりたい!と思って、少しでもその人に近づこうと努力できるものと、私はそんなことできないな......とちょっと凹むもの

前者の憧れはすごく健全な気がしていて、どんどん憧れたらいいなって思うんです。原動力になるから。

でも、後者の方はおそらく自分の行動を抑制しちゃうと思うんです。少なくとも私はそうでした。

だから、私にはないなにかを持っている人にであって、「うらやましいな」と思ったときには、saeriさんとの体験を思い出して、こう考え直そうと思うんです。

「あの人は〇〇が得意で、私はそれが苦手。だけど、〇〇の反対側にある▲▲を私は得意なのかもしれない。」

今回であれば、saeriさんは「話すという表現方法が得意で、私はそれが苦手。だけど、saeriさんの苦手な書くという表現方法は得意なんだな」と。

こうやって思い直せたら、私にも私のよさがあるんだから、たくさんいる素敵な人とわざわざ比べなくても大丈夫って自分に言ってあげられる気がするんです。

そうやって、憧れる気持ちを少しでもポジティブに変換して、日々を過ごしたいなと思います。


後日、saeriさんが素敵なnoteを書いてくれました。よければこちらもご覧下さい。


※こちらのnoteはセフルコーチング的に書いたものです。どのように書いたかの詳細は下記のnoteをご覧ください。

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きよみや みずほ(mizuho)
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