\幸せに生きる5つの方法/
先日、岡崎市倫理法人会のモーニングセミナーで、黒木貞徳さんの講話から学んだ、幸せに生きる方法をお伝えします。
※たくさんありますが、大切だと思ったことを書き残します。
(伝えることで自分の学びをより深くするために記事にします。)
❶ 学んで実践する(一学一践)
❷ 先約優先
❸ 奈良の鹿
❹ 近くへ行くなら1人で行け、遠くに行くならみんなで行け
❺ 共感力を磨く(気配り、目配り、心配り)
❶学んで実践する(一学一践)
「知行合一(陽明学 王陽明)」
知識と行為は一体であるということ。本当の知は実践を伴わなければならないということ。(三省堂 新明解四字熟語辞典)
ここで、ひとつの寓話を紹介します。
電線に10羽の鳥がいます。
3羽の鳥が飛びたとうとしています。
今、電線にいる鳥は何羽ですか?
・・・・・・・
答えは、10羽です。飛び立とうとしている、飛び立とうと思っているだけでは、行動に移っていませんよね。
セミナーや講演、研修、読書など学ぶ機会はたくさんありますが、学んで知識を得るだけでは幸せになれません。学んだことを実践(やったことないことをやること)することで、幸せに着実に近づきます。
動けば変わる。「学ぶ」とは、「知って行うこと」
是非、やったことないことをやってみてはいかがでしょうか?
❷先約優先
まず、家庭の予定をスケジュールに書き込む。
これをすることで幸せになれると思います。
私も皆さんも仕事の予定を管理していると思います。
打ち合わせや資料作りなど一日の始めにToDo管理をすることも忘れないために大切ですね。
しかし、家族の予定はどうでしょうか?
私は、土日も仕事の予定が入るかもしれないと思い、家庭の予定が入れられません。また、家庭の予定が入っていても、仕事の予定が入ってきたら「なんとか調整します。」といって、仕事の予定を入れてしまうことがありました。
しかし、その時家族はどう思うでしょうか?
約束していたのに、一緒に行けない。仕方がないと言いながらも、子どもの信頼も妻の信頼も損なってしまいます。
先に家族の予定を入れておけば、スケジュール調整の時に「先約があるので別の日でおねがいします。」と言えると思います。
人生において、大切なものは何でしょうか?
生活をするために必要なお金を稼ぐ仕事
大切な人(家族)と過ごす時間
自分のしたいことをする時間 ・・・
人それぞれだと思いますが、人生を終える時、どんな人と、どんな話をして、どんな別れの言葉をもらいたいですか。
世界で4000万部売れている フランクリンコーヴィー著「7つの習慣」は、成功者の習慣をまとめた本ですが、
「終わりを思い描いてから始める」
という習慣があります。
私は、死の間際には、家族(子ども、孫、できればひ孫)に囲まれながら「お父さん(おじいちゃん)ってたくさん遊んでくれて、一杯思い出があるね」と言われながら逝きたいと思っています。
家族との予定をスケジュールに書き込む。是非やってみてくださいね。
❸奈良の鹿(ならのしか)
一瞬「なんのこと?」と思われたのではないでしょうか?
「ならのしか」です。
これは、仕事の仲間、趣味の仲間、家族など、人が生きていくには他者との関りが非常に重要だと思います。
一人では、人間として成立しないですよね。2人以上いる時に言葉が生まれます。
「ならのしか」は、そんな大切な仲間に声を掛ける際の魔法のフレーズです。
「あなたならできるよ」
「あなたにしかできないからお願いするよ」
こんな声を掛けられたら、相手からあなたは好意を持たれることでしょう。
そして人間関係も良好になり、仕事も趣味も人生も豊かになるでしょう。
こんな声掛けができる人になりたいですね。
リーダーは、こうしたコーチング(相手のやりたいこと、挑戦したいことなど、相手のいいところを引き出す)のスキルが必要だと思います。
「ならのしか」を使って、人生を豊かにしていきたいものです。
❹近くへ行くなら1人で行け、遠くに行くならみんなで行け
皆さんには「夢」がありますか?
人生をかけて成し遂げたいことはありますか?
私には夢(志)あります。それは、
「世界人類発展の新たな歴史を”和のこころを持った日本人”で成し遂げること」
この夢(志)が実現できれば、私の授かった命の目的(天命)は果たせると思います。
その夢を実現するには、1人の力では成し遂げられません。
大きな夢を実現するには、共感してくれる仲間の存在が不可欠です。
自分だけのやりたいことなら、1人でやっても満足できます。
しかし、大きな夢、みんなや周りを幸せにする夢を達成するには仲間の応援が不可欠です。
「近くに行きたいならひとりで行け。遠くに行きたいならみんなで行け!」
大切な言葉に出会いました。
❺共感力を磨く(気配り、目配り、心配り)
よい人間関係を築くには、共感力を磨くことが必要です。
先ほどの成功者がやっている「7つの習慣」にもあります。
「まず相手を理解してから、自分が理解される」
夫婦も、家族も、仕事仲間も、お客様も、すべて相手を理解することから、良好な人間関係は始まると思います。
それには、相手の話を良く聴く。
「聴く」という字は、「十の耳と目と心」と書きます。
耳でよく聞いて、相手の目を見て、心を配って、相手の心に目を向けてよく聴く。
「気配り、目配り、心配り」
どうしても自分の話を聞いてほしい、自分をわかってほしい、と人間は考えるものです。自分の考えと違う場合は、数年前に流行した「バカの壁」が登場します。そんな時こそ、共感することを大切にしたいものです。
以上、長く書き記しましたが、講話でお聞きしたことから、私が自分に不足している、身に着けたいと思うことです。皆様にも思われることがあれば幸いです。
noteというブログを始めて、学んだことをアウトプットして人に話す、実践をします。なりたい自分に着実に近づけると思います。是非参考になればうれしいです。
瑞穂市議会議員 馬渕ひろし