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『制作2年生のせいちょう日記』2日目

これまでavenir'eの公演は、
スタジオで行っていて、キャパは1ステージ25~35席くらいです。

そこで3週間のロング公演を行っていました。

仕込みも基本的にはメンバーで行っています。

しかし、
今回のサンモールスタジオは、
キャパ100席のこれまでより何倍も大きな劇場です。

外部の舞台監督さんや照明さん、音響さん、美術さんなど、たくさんのスタッフさんに依頼をし、一緒に進めていかなければなりません。

そして、制作部もさすがに2年生「一人ではもう難しいキャパなので…」と池内くんから教えて頂き
今回は小屋入り後は3人体制で制作チーム動いていました!!

制作の応援には、もうバリバリのプロ制作の先輩が来てくださり、
もう一人は学生さんに当日の開場中のご案内などで来てもらいました。

プロ先輩をご紹介してくれたのは、1st create「音のない川」で右も左も分からない制作1年生に優しく右左を教え、素敵で頼もしいお背中を見せてくれた制作のお師匠さんです(勝手に師匠にしてる)

そんなわけで、始まる前から、2年生は全幅の信頼を寄せておりました。

それでは、今回学んだことを少し書いていきます。

①プライド?何それ?おいしいの?

小屋に入るまでのスタッフさんや劇場さんとのやり取りは
制作2年生が担当します。
座付き制作なので当然です。当たり前なんです。


しかし、問題が発生します。

2年生、外部のスタッフさんとやり取りをしたことがありません。


どのような打ち合わせを経て、、、
いやそもそも打ち合わせのタイミングや、必要なものすら分かりません。

これまで外部のスタッフさんに入っていただいたことがなかったので
(映像撮影は別です)
どういう流れで進んでいくのか全く分かりませんでした。


2年生、6th createでは
「制作を始めてまだ2年で至らなことだらけなこと」
「外部のスタッフさんとご一緒するのが初めてなこと」

まず、これをお伝えした上でやり取りさせてもらいました。

分からないことだらけです。
専門用語も全く分かりません。

「すみません、その言葉はどういう意味ですか?」
「すみません、それはいつ頃までにお伝えすればいいことですか?」
「すみません、勘違いしてました!」
「すみません」

もう2年生のスマホは一時期「す」と打つと
最初に「すみません」が出てくるようになりました。

スマホも思ったでしょう、
「また、すみません。かーい」と。

やり取りを見返してみると、まあ「すみません」がたくさんです。

照明さんも舞台監督さんも音響さんも美術さんも、
いつもとても丁寧に教えてくれました。
感謝です。

大怪我になる前に質問する。
この大怪我というのは、私の怪我ではなく公演自体の大怪我に繋がるので、
私の質問することへの緊張感なんぞ横に置いておかなければいけません。

もちろん、メインディレクターの須賀さんや脚本の池内くんにも
たくさん連絡をし助けてもらいました。


分からないことはその場で!
感謝と謝罪もその場で!


プライドや自信はお邪魔虫です。
なにを目的に動いているのかで、行動の仕方は変えていけると確信しました!


スタッフさんはどこも新しい方が少ないみたいで、
分からないことなどとっても丁寧に教えてくれます!

プロ制作の先輩も、本当に逐一アドバイスをくれ、
これまでの経験談もたくさん共有してくれました。

2年生が自分でつけている反省→改善シートにも
今回のことはたくさん残しました!

少しレベルアップした制作2年生です。


次回!
それでもおかしてしまうミス!!!


※この世界には素晴らしくプロフェッショナルな制作さんがたくさんいらっしゃいます。私近年そのプロフェッショナルな世界の扉を少し開け片足を突っ込み、よちよち歩きの状態です。
私の書いていることは、ほんの少しの一部分を切り取っているだけです。

どの部門の方へもリスペクトを忘れずに。

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