2020年度 福祉サービス第三者評価を終えて
2020年度の評価実績
2020年度の福祉サービス第三者評価の評価結果報告書を書き終えました。
実績として、2020年度は計33件でした。
内訳は、高齢(特養・デイなど)が6件、障害(就労継続支援B型、障害者支援施設、グループホームなど)が8件、児童(認可保育園、認定こども園、認証保育園など)が16件、保護施設が1件、その他1件です。
2021年4月15日時点で、324件となりました(上記の今年度実績を一部含む)。
組織マネジメントに関するパートが多かったですが、サービスに関わるプロセス(仕組み)や実施についても講評を書かせていただきました。
福祉サービス第三者評価の醍醐味
過去にも、第三者評価に関する記事をアップしてますが、福祉サービス第三者評価の醍醐味として、本来であれば知り得ることができない施設・事業所の独自の取り組みやツール、情報を見聞きできることに尽きると思います。
評価に携わらせていただいた施設・事業所の取り組み内容を他施設に漏洩するという意味ではなく、我々評価者を媒介し、施設・事業所の取り組みを高次化するために、「ある施設では○○のような工夫をしていましたよ」「○○のようにすれば、今の仕組みを生かせますよ」といった、助言ができたり、相手の気づきにつなげることが出来ると思っています。
そういう意味では、評価に携わった施設・事業所の点を第三者評価を通して線で結び、結果的に面全体のボトムアップにつながると言っても良いでしょう。
ぜひ、評価機関や評価者を上手く活用し、自施設・事業所の組織力の向上やサービスの質向上に向けて、一緒に作り上げていきたいと思います。
ここから先は
福祉サービス第三者評価
東京都福祉サービス第三者評価の評価者として、他事業所の事例などのさまざまなノウハウを凝縮しております。一部無料で読めるようにしました。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?