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ため息俳句 師走のバッタ

 さてこのバッタ、自分としてはクツワムシのように思うのだが、どうなのだろう。どうもキリギリスではあるまい。いづれにしろ自分は判別できない。分からないのでバッタとここは無難に呼ぶことにする。
 
 一昨日、畑の雨ざらしの資材の上でじっとしていた。どうやら、畑周りの片づけをしていたので、それに追われてここまで逃げてきたようなのだ。

 バッタなら時々、蝗を見かけることがあるが、色は茶色に錆びているものだ。だが、これはまだ若々しい色あいではないか。それがかえって、こんな季節までと思うと、痛々しい感じがした。 

冬温しとは言へ飛蝗バッタ老いにけり  空茶


 今朝方、石油ストーブを物置から出してきた。今夕から点火。風呂の脱衣は洗面所でする、ここにオイルヒータを置いた。ヒートショック、このところの話題であるし。