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ため息俳句 ダリア花園

ぼくんちに言語警察がやってくるポンポンダリアと言ったばかりに  加藤治郎

 「ポンポンダリア」に「言語警察」が反応するというのだが、ただただ可笑しい。深読みするのもばかばかしいと。
 不用意な一言で、とんでもないハレーションを呼び起こしたという経験は誰にも一度や二度はあろうものだが、「ポンポンダリア」によって刺激される言語感覚って、あろうものかと。お調子に乗った言葉の悪ふざけ?。とても楽しい。

 とはいえ、ポンポンダリアであるが、こんな感じのダリアである。

 昨夜は、明日はデスクトップPCの復旧に専念しようと思っていたが、一晩明けて今朝になると、あんまりに良い天気であるから、家にじっとしているのもつまらないと、いつのように心変わりである。

 電動アシスト自転車を購入してしばらくたっている。購入の動機がサイクリングいうほどではなくとも、ちょっと遠出してみたいとうのがあった、その目的地の一つが行きなれた森林公園である。そこでいよいよ今日こそと、思い立ったのである。
 
 さて、実行してみると、難なく森林公園に行きつけたのであった。森林公園自体は丘陵地にあるので、行きは長い坂道の登り、帰りは逆に楽な下りとなる。その坂道は、さすがに電動アシスト、苦も無く昇りきったのだった。

 森林公園の花壇周辺は、見どころが沢山あったが、この時期ならダリア園である。
 ところが、ダリア花園の入り口にこんなことが書かれていた。

 なんとも、この夏の猛暑は、あらゆるところに影響しているのであった。
 そこまではわかるのだが、なんでそれを「おわび」なさるのか、自分としてはまったく理解できない。この公園に行くことを楽しみにしている自分にとって、森林を管理し、この花壇を丹精して維持されている皆さんに感謝の念はあっても、お詫びを云われる筋合いはありません・・・。まあ、ついそんな感想を持ってしまったのである。スタッフの皆さん、失礼しました。

 さて、植え替え作業中といわれても、そこかしこに色とりどりのダリアを咲かせておられた。


空高く澄たる森にダリア園  空茶

訪ねみよ森の広場のダリア園