見出し画像

ため息俳句 初夢

初夢はむく起き尿っこの泡なりき  空茶


 情けないことに、夜間眠りが浅いのか、二度三度と尿意に目覚めさせられる。
 これも寄る年波のせいなのだ。
 寒さに震えながら、しかし、出るのは少量。
 やれやれ。
 せっかくの初夢も、真夜中のトイレで流されてしまった。