家元と呼ばれたあの天才落語家の思い出。
家元の口座は数回しか観に行っていない。
家元を観た15年前のことはこちらで。
翌年偶然家元の家を見つけた時のことはこちらで。
【きっかけ屋☆映画・音楽・本ときどき猫も 第15回】
たった一度だけ家元本人を見かけたことがある。
場所は新橋駅前にある中華料理屋、改築前の新橋亭の2階。
薄暗い廊下を歩いていると前から小柄で暗い雰囲気の人が歩いてきた。
すれ違う時に目が合うとなんと談志家元。
「師匠、高校生の時にテレビで“源平”を見、現代落語論を読んで以来ファンになりました」と声をかけたら家元は何と答えてくれただろう。
家元の若い頃の「源平盛衰記」をお聞き下さい。
映像もアップされているけれど音声だけのこちらの方が出来がいい。
ちなみに「源平盛衰記」は型破りの天才林家三平師匠の18番ということでご参考までに。
談志家元についてはこちらもご笑覧ください。
この続きはまた明日。
明日は今や死語となったアングラ文化華やかりしころに素晴らしい才能と出会えたことなどです。
明日もお寄り頂ければ嬉しいです。
連載第一回目はこちらです。
第1回 亀は意外と速く泳ぐ町に住むことになった件。
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