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イングランド最大の内乱「薔薇戦争」を背景に陰謀と策略にまみれた女性たちの戦い💗「ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語

《乱れ撃ちシネnote vol.223》

鑑賞日:2024年9月1日 Amazon Prime Video

「ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語」 Jamie Payne、Alex Kalymnios監督 2017年 イギリス

なんとなく選んだこの作品。エリザベスを演じている女優は見たことのある顔だと思ったのでメモ帳を調べたら『最後の決闘裁判』ジョディー・カマーだった。

24.09.01(02)-☆☆☆- 「ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語」 Jamie Payne、Alex Kalymnios監督 2017年 イギリス

【Introduction】
60分✕8話というのはちょうどいい長さで飽きない。
時には少女、時には嫌味な女に表情が変化するジョディー・カマーが素敵で、ほぼ全編カマーの見事なラインの胸元が必要以上に強調されているのが気になって気になって・・・。

【物語の概要】
1485年8月英国版関ヶ原の戦いとも言われる「ボズワースの戦い」でヨーク家のリチャード3世が死去。
失意のエリザベス・オブ・ヨーク(ジョディ・カマー)はイングランド王となったチューダー家のヘンリー7世に嫁ぐことが決まった。
この2人の婚姻で約30年に及んだ薔薇戦争に終止符が打たれ、イングランドはひとつに統一されることになったが、消息不明だったエリザベスの弟リチャード王子が生きており、イングランド国王の座を狙っているという噂が広がった。

様々な人物の政治的な狙いが絡み合い、再び分裂の危機を迎えるイングランド。
エリザベスは、チューダー家の夫ヘンリーと、ヨーク家の血を引く正当な王位継継承者である弟リチャードのどちらに味方をするかという究極の決断を迫られるのだった・・・。

【Trivia & Topics】
✥気高いプリンセスを演じたセクシーなジョディ・カマー。
イギリスの文芸誌“オーディオファイル”で「英国歴史小説の女王」と称されたフィリッパ・グレゴリーの小説をドラマ化した本作は『ホワイト・クイーン 白薔薇の女王』の続編として制作された。

イギリ史上もっとも激しい権力争いが続いた激動のイングランドを舞台にして妻として母として強く生きた“ホワイト・プリンセス”の姿が描かれている。
何と言っても主役のエリザベス・オブ・ヨークを演じるジョディ・カマーが素晴らしい。ジョディは「女医フォスター」(2015-韓国で「夫婦の世界」としてリメイクされた)の不倫相手役で知られ、「キリング・イヴ/Killing Eve」(2018)で第65回英国テレビアカデミー賞主演女優賞(ドラマ部門)第71回プライムタイム・エミー賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。

2018年英国版ヴォーグでは「2018年の最も影響力のある女子」に、2019年にはフォーブス誌で「ヨーロッパでトップ30で最も影響力のある人物」に選ばれるなど注目を集めている若手英国女優の一人だ。

【鑑賞ガイド】
😁😁😁
~~~~~~~~~~~~~
😁😁😁😁😁:見事な作品。
😄😄😄😄:お勧めです。
😀😀😀:楽しめます。
😔😔:苦手です。
🥵:途中下車。

【巷のうわさ】
Filmarks:☆☆☆★(3.6)

Amazon:☆☆☆☆

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