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ソーセージは心の炎で

まだ暑さが残る日のお昼のことです。
メニューは冷やしラーメン。
夫が買ってきてくれた太めのソーセージがお供です。

夫、高3ちゃん、高1ちゃん、わたしの順で食べることになりました。
ソーセージは3本。普通とハーブ、黒コショウ味。わたしは卵を食べるのでなし。夫がハーブを食べ退席。

高3ちゃんと高1ちゃんが残ったソーセージの味を確認。普通と、黒コショウ。

二人は目配せして、
高1「半分づつだな」
高3ちゃんが食卓にあったスプーンで半分こにしようと挑戦します。が、ソーセージの皮が厚くて無理。

わたし「包丁があるよ」
高3ちゃんは流しへ行って、まな板と包丁でカット。

高3「さすがわし」自画自賛しながら食卓に戻ります。
高1「だな」
高3ちゃんはもぐもぐ。
高1ちゃんは黒コショウを一口、「冷たい。」

わたし「温めてないからね。」
高1ちゃんは冷たい食べモノがあまり好きではありません。それは知っていますが、外気温35度。火を使うと暑いのです。

二つ目のソーセージを持ってじっと待つ、高1ちゃん。
高3&わたし「?」

高1「わしは今、心の炎でソーセージをあぶっている」
高3「心の火」

わたし「心頭滅却すれば、の反対?」
ここから妙なスイッチが入った高1ちゃん。

高1「わしはバフして~」
ゲームのたとえを持ち出したのでした。

おまけ
高1ちゃんと高3は格闘ゲームの愛好者です。

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水亀 由紀子
1日1にっこり。 たまに違う「ほっこり」でないものも書きますが、よろしくお願いします。「いただいたサポートはノート内で使う」というポリシーの方を見習い中です。