玉ねぎ小屋のある風景を描いてみた
泉州は玉葱が名産で私が散歩する道中にも玉ねぎ小屋がいくつもあります。
時期になると無人販売店もあちこちに見ることができます。
泉州は日本の玉ねぎ栽培発祥の地だそうですが、最近は収穫量が減って来ているようです。
玉ねぎは栄養効果もよく、熱を通すと甘くなり、いろんな料理法があり好物です。
小屋で吊るして乾燥させることでうまみが凝縮されます。
食べるほうもいいけど、モチーフとしても面白いのでよく描いています。
玉ねぎ SM
20代の頃に泉州地方まで来て玉ねぎ小屋をスケッチしたことがありました。
その頃はあちこちに小屋が見受けられましたが,今は住宅開発が進み小屋の数は減っています。
その時に一緒にスケッチに行った親友が定年を少し残して退職をし、次の就職先が決まったと電話口で喜んでいましたが、そのわずか2ヵ月後に還暦を迎えることなく病で他界。その当時のスケッチを見返すとその頃の思い出がよみがえります。
「畦道」F0
玉ねぎ小屋は点景としてもいいモチーフなので、少しでも長く残っていてほしいです。
「里の風景」A4