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生きていること生かされてること、ありがとう

あんなこともあったなぁ、なんて笑い飛ばせる日が来ればいい

父の通院の日、実家への電車の中、朝の太陽の眩しい光を見ていて、ふと思う

寝たきりの人は価値がないなんて言葉を発する人がいたけど、寝たきりでも美味しくご飯を食べて、母と笑って生きていてくれたらそれだけでいい

病院の待合室、父の処置を待つ間、そんなことを思っているとなんだか泣きそうになる

子供の頃から、そして大人になってからも父と同じ部屋に2人でいることができなかったけど

父が病気になってから、少しずつ2人でいることができるようになって、少しずつ会話ができるようになって

生きているうちに、こんな風に父と接することができる日が来るなんて思ってもいなかったけど

今は、生きてくれていることに感謝しかない

長生きしてねと、いつも心の中でそっと願う

生きていること生かされていること、ありがとう
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