私はカラオケが大好きだ。音が詰まった箱。誰もがその空間ではアーティストになれる。素人の自己満をいくら垂れ流しても誰にも何も文句を言われず、採点のコメントはやや贔屓気味に褒めてくれる。 気心知れた友人と歌って騒ぐのもまた一興。一人でじっくり歌唱に耽るのもまた一興。恋人とデュエットするのも乙だろう。 楽しいカラオケ。楽しいイメージがこびりつくカラオケ。イメージ。笑顔のイメージ。 ここでは語られ尽くされた楽しさの話はもうやめにする。本当の苦しさの話をしよう。笑顔溢れるカラオケの
今日は躁転(躁鬱患者の体と心がそわそわウキウキワクワクヤンバルクイナする現象)し、めちゃくちゃ動ける日だったので溜まっていた洗濯と部屋中の掃除をした。 部屋の綺麗さはやはり精神になにかしらの効能を与すると改めて感じた。そもそも私は掃除が別に嫌いでも何でもなく、むしろちょっと好きカモ・・?(べっ、別にアンタのことなんか・・!)なのだが、まあものぐさ与太郎であることと、元来患っている躁鬱のせいで上手く動けない日が(最近はかなり改善されてきたが!パラリラプリプリ〜♪脱糞♪)あっ
腹が減った。 しかし特に何か食べたいほど食に旺盛になっている訳でもない。パスタを茹でるほどのリソースもない。特に今は希死念慮もない。ただやる気がない。何もない。しかし漠然とした焦りのみだけがあった。 新しいことをしたいと思った。近所の個人経営の洋食店がパッと思い浮かんだ。行かねばならないと思った。 行った。 こじんまりした個人経営ならではの店内の暖かな雰囲気に圧倒される。圧倒されると言うよりかは、包みこまれると言った方が正しいか。私はテーブルの一角で安らかなものを得て
腹を下した。 痛みが促すまま私は便器に座る。力を込めようとするまでもなく無意識に用を足す体制に入る。肛門が小刻みに震え出し、やがて糞を吐き出し始めた。ボボボ、と定められた形がない水糞に小さい固形の糞が混じった山間地方の雪崩のような糞が少量ずつ、しかし確実に排出されている。軽快に出ていく糞に私は気分を良くし、もっともっとと下腹部に力をギュッと込めた。 排便が終わり、肛門付近を糞拭き紙で拭きあげていく。便器の中を覗くと、液状の糞と固形状の糞がバランスよく調和している。なるほど
実家に帰省している。 実家の方は一人で暮らしているそれとは違いかなり田舎の方だ。建物より畑の面積の方が多い有様であり、道の電燈が極端に少ないので、夜には星がよく見える。空気も味が美味しい気がする。美味しいと言うよりは不純なものを極力減らしたオーガニックな味というべきか。オーガニックというと一気に胡散臭さが出てしまう気がする。(そんなわけはないのだが、私が斜に構えた性格であるので仕様がない。ご容赦されたし) この空気の「味」、どうして田舎の方が美味しいと言われがちなのだろう
まともな皆さん、こんにちは。 日々を真面目に頑張っていますね。学校に通ったり、仕事に行ってお給料を貰ったり、家事をしたり、色々大変ですよね。お疲れ様です。 その裏でじめじめした漬物石の裏側にびっしりついてるダンゴムシみたいな皆さん、こんにちは。 学校は休み、ろくに働きもせず、シンクに皿はたまり、家は荒れ放題な皆さん。何も頑張っていない。お疲れ様という言葉をかけるにはあまりにも相応しくない。 堕落している。坂口安吾もドン引くほど。そんな自分に自己嫌悪しながらも、生活の何かを