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たくさんのびりびり幸せ電流紡がれる ~会いに来てくれてありがとう~


 note友達の、柿葉さんが目には見えない大きなマドラー持参で 来てくれたおかげで たくさんのことに 繋がりました。


 

⬆の続きです。


 柿葉さんが 翌日の朝、10時半すぎのマリンライナーに乗ると言うことを聞いていました。お見送りは したいと思っていたのです。

あ、と 途中で思いつき、
 地元の和菓子屋『たから』さんの和三盆プリンを 是非 食べてもらいたいと思って 開店してすぐに 買いに行きました。

なんと、柿葉さんは 岡山で これまた共通のnote友達のたねさんにも会うということなので それらならば たねさんにも、と思い なんだかちょっと勝手に押し付ける感じではあるのですが、たねさんにも食べてもらえたらいいな、と思って 二人分 買いに行きました。

こういうことで 慌ただしくしている時間が 楽しかったりします。

 待つこと 2、30分。
間に合うとは思うけど 柿葉さんが乗車することを考えると 余裕あるかなぁ、とほんのちょっぴり あせあせ。

駅周辺は 車であまり行かないので 停めるところがあるかな、というのも心配です。


とりあえず、
間に合いそうになかったら 気にせず 改札出てください、と 連絡して ひたすら前進です。


駅周辺に着いてから やはり駐車するところがなくて、ひとつ、ふたつ、と満車で入れず。
いやしかし、きっとなんとかなるはず、と 焦りながらも どこか余裕かましているわたしでした。


みっつめの駐車場が わりと空いていて
ほっとしました。
完璧に間に合います。やったあ!


車 停めたあと 走りました。


 もう、後ろ姿で 柿葉さん見つけられました。パチパチパチ👏


無事、和三盆プリンも渡すことができ、改札抜けて 人混みで見えなくなるまで 見送りました。

名残惜しい。


いっしょにいたのは、全体的に時間で言うと 10時間ちょっとです。

それが 感覚的に不思議な感じで 
ワープして 時空を少し歪めたような感じがするんです。

柿葉さんも 記事に書いてくださっていましたが、昔から知っていて、
長く時を 一緒に 過ごしたようでもあり、また明日も なんなら 『やっほ』って 会っていそうな感じがするのです。


いつからか こういう出会いが増えてはいるんです。
 ですが、柿葉さんはまた 特に 時間の過ぎ方が違った気がしました。


それに、柿葉さん、帰る時
『行ってきます』って 自然に仰っていて 違和感がなくて ふたりで笑いました(笑)

「いってらっしゃい」
っていう気持ちで 見送りました。





そして、その後
次男の用事を先にすませた後、今度は ひとりで また海の公園へ。


まっすぐに 昨日、猫さんがいた場所に向かったのですが、いません。
せんべいも きれいになくなっていました。


やっぱり 夜には移動して 猫仲間と合流したのかな、と ふと思いました。

持ってきた猫ご飯と、
容器とミネラルウォーターを 鞄に入れて、少し周りを探しながら見て、散歩することにしました。


木の葉の影が おもしろいです。

階段やベンチなど もともと好きで 
じっくり見たり、想像したりするんです。
そしたら いろんな人が
笑顔だったり、何かを考えていたり、
小さな子供が泣いていたりする姿が
 浮かんでくるんです。
他の生き物たちの姿も見えます。


階段もまた 息をしている気がします。

 noteでもたのしみにしているのですが、
階段が好きさんをいつも
思い出します。
この日のこの階段は 特に 思い出しました。
(突然 お名前出してすみません)



あ、さかな。

前にも さかな!って言ってた気がするので
初めてではないはず。
なのに、毎回 忘れていて
見つけると 「あ、さかな」
と思います。




猫さん、いないなぁ。
帰ろうかなぁ、と駐車場に向かいかけて 後ろを振り向いて 一面を ゆっくり見回しました。


もう少し 探そう、と思いました。


そして、端っこにあるもうひとつの屋根のある椅子のところへ 向かいました。

覗きこんだ瞬間は
何も見えなかったのですが



よく見ると…
あっ、いる!


猫さんいました。

昨日 会った時みたいに こちらの椅子の下で うずくまっていました。

わたしの顔を 少し見て、
ゆっくり立ち上がり 寄ってきました。



せんべい食べすぎて お腹壊さなかった?
今日は かりかりとちゅーる持ってきたよ。
あと 水もね。

よほどお腹が空いているんでしょう。
もう無心です。


この時は これくらいしかできないと思ったんです。
この日、夕方には レンタカーは返しに行くし、遠くて 見に寄れないし…。


でも 気になってるので
すぐには行けなくても そのうち自転車ででも 見に行きそうだなぁ…とか ぼんやり考えていました。


 だけど、来たとしても
うちはもう飼えないし、車もないから 何かあっても連れて帰れないしなぁ。
これはこれで、という出会いなのかな。

んー…。
………。



サクラカットしているわりには この場所に馴染んでないし、うずくまっているし、他の猫は 見たところ 全然 見かけないし、
いつからご飯食べていないんだろう、と この日は ずっと 猫さんのことを考えました。



よし。
できる限りのことをしよう。
今まで 猫や、それ以外の動物を救助する時は 自己責任で 精一杯のことをひとりで やってきたのですが、
この猫さんのことは 車もないから
 猫友さんに 拡散することくらいしかできないかもしれない。
話だけして 自分が動けずに 人に頼む形は 無責任なのは わかっているけど 放っておけない。


みんなに 聞いてみよう。
なんて言われてもいいや。




レンタカーを返して 電車で帰ります。




あ。こんにちは。


声掛けてくれました。

このお二方が 特に(笑)


うん、
うん。

そうか。

うん、わかった。

ふふ、いいね。

たのしいね。

喜んでいます。



拡大したのですが 
こーんなに喜んでいました。
なんだか写真で見ても 眩しいです(笑)



そして、夜になった頃、少し落ち着いたので 猫友さんに 拡散しました。

2人目で すぐに 可哀想だから 見てきます、と言ってくださる方に当たりました。 

20時頃、電話がありました。

『いました。椅子の下でうずくまってます』


まだ あの場所にいたのか…



 すぐに捕まえることができたらしいです。
にゃあにゃあ鳴いていたようです。

 保護してくださった方が ケージがないので 汚くていいから 譲ってくれる人いませんか、と言うので もう一人の猫友さんに 連絡してみました。

ときどき、茶トラ猫かえでのことで やりとりしている猫友さんです。

すぐに
『使ってないケージがあるよ。いいよ。あげるよ』
と快く申し出てくれました。


すぐに わたしは出られないので その場には 行けないのですが
  両方と スマホでやりとりしながら ケージの受け渡しをしてもらいました。


その後、猫さんが 甘えている様子の動画を送ってきてくれました。
とっても甘えん坊な仔のようです。

それを見て じわじわ涙が出てきました。

2日間も連日、同じ場所にいるなんて やはりおかしい。
寂しかっただろうなぁ。

あの真っ暗な海の公園で
ご飯も水もなく、
たまに もしかしたら 運良く ご飯をもらっても 毎日 くれる安心はないし、
トンビやカラスが 飛び回って鳴いているし、恐怖を感じながら いたのかなぁ。

そう思うと 胸が痛くて。
同じように心細くて。

眠ることもできてなかったんじゃないかな。
いつからいたんだろう。

サクラカットは 誰がしたんだろう。
ちゃんと馴染んでる知ってる場所に返してくれたんだろか、ということも考えたりしました。


動画で 柔らかい敷物の上で 寝転がって 甘えてる姿を見て その安心感といったら…、そう思うと 泣きました。



よかった。


本当によかった。



 振り返って 考えてみると、
すべて 柿葉さんが わたしに会いたいと思ってくださった気持ちから 始まっています。

 まっすぐなお気持ちで、
そう思ってくださって、
 車を借りて あの場所へ行かなければ 出会うことがなかった猫さんです。

 
記事を書いていて思ったのですが、『新月に願い事を口にすると叶う』

猫さん、もしかしたら
あの日、新月の日、
ここはこわい、
お腹いっぱいご飯食べたい、って お願いしたのかな。
たくさん鳴いていたし。


わたし達といっしょに
願いを話していたのかもしれません。



あー、ほんとうに よかったです。

思いがけない『会いたい』から
小さな猫さんの命が救われました。

この繋がりって 凄いです。
本当に凄いです。


その後も 茶トラ猫かえでの子供であろう黒猫ちゃんも 無事 里親さんが見つかって ずっとのおうちで暮らすことになりました。

それは また別の猫友さんからの情報でした。

その連絡が 夜に届いたので
茶トラ猫かえでのことで やりとりしている人に 朝を待って 連絡しました。


猫友さんと いっしょに
立て続けに みんな幸せになって すっごく嬉しい!と 喜んだのでした。

幸せです。



おまけに、うちの次男も 
アカミミガメが道路の真ん中 歩いてるのを見つけて 端っこの水路があるところに そっと避けたそうです。






 ほわほわ嬉しいことが 紡いでいきました。


柿葉さん、本当にありがとうございました。
猫さんの命が 救われました。


猫さんは 岬の公園で保護されたので 『みさき』という可愛らしい名前がつきました。
名前を決めないと、と 猫友さんが言ってた時 わたしも『みさき』という名前が浮かんでいたので それを言おうかどうしようか迷ったのですが 黙っていました。
だって 猫友さんが飼って下さるから。


なので 決まった名前を聞いて またまた感動です。

勝手に動画をつくりました。
お時間があって
気が向いたら 見てください。





長い長いお話に お付き合いくださってありがとうございました。

みなさんにも たくさん、この余波が流れて 紡がれて やさしい気持ちで いっぱいの日々が定着しますように。


遠くから、近くから、
ずっと そっと祈っています。

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