好きに過ごした数日間 大阪編
大阪 3日目は、特にやることもなく
なんとなく 調べていたら 近くの神社で 夏祭りがあるということで、
ふらっと行ってみました。
凄い人だかりで 混雑していて、
いつものわたしなら やめて帰るところですが 『夏祭り』を味わいたかったので 人混みに混ざることにしました。
もともと わたしは 人を 視界に入れないようにしています。
これは 憑依体質で なんらか貰いやすいため 極力 スルーするためでもあります。
自然と そうなってしまいました。
子供たちが持っている玩具の刀だとか、
光って ビュンビュン音の鳴る玩具のマシンガンを 心地よく 見ながら いろんなことを感じては 通り過ぎて 進みました。
どこも暑いです。
かき氷を 並んで買いました。
特設ステージで 何か始まったので 気にしながら 並びました。
わたしの前に 女性がいたのですが、
その人の前に 並んでいなかった小学生の男の子4人が なんとなーくぐちゃっと 列に入っていました。
あれ?とは思いましたが
どうするのかなぁ、と見ていました。
わたしの前の女性が 小学生たちを
ちらっと見て 小学生たちは 途中から 割り込む形になっていたので
睨みに負けて 少し列からはみ出ました。
わたしの後ろにも もう何人か 並んでいます。
男の子たちは 汗をかいた頭をかきながら
口々に
「え、おれたち 並んでなかった?」
「並んどったよな」
とか言いながら
「えー 後ろに並ぶんいややー」
と 言っていました。
あー。
並んでいたんだなぁ。
並んでいたというより なんとなく 列に紛れて立っているという感じだったし わたしの前の女性と わたしの方が 先に並んではいたんだよなぁ。
わたしも どうしたらいいものか、と 少し考えていたのですが
4人が ほぼ同時に わたしの顔を見上げてきました。
悪気があってのことではなさそうだし、
後ろの人にも確認した上で
「よかったら 前どうぞ」
と にこっとしました。
4人の男の子は また同時に
「ありがとうございます!」
と 可愛らしい笑顔で言い、 わたしの前に並びました。
後ろの人には 申し訳なかったのですが、文句言われたら 言うこととすることは 決めていました。
勝手ではあるのですが、
その時の 小学生の男の子たちの笑顔は 最高に可愛かったです。
うん、それだけでいいです。
特設ステージで
芸人の ブランケットさんが 司会をしていて、
タージンさんとかも 来ていらっしゃいました。
わたしは かき氷を 無心で 食べながら ひとりで笑ってました。
漫才も観たのですが、
すごいですね。
トークの勢い。
びっくりしました。
テレビで観るのと、生で観て感じるのとでは やはり 違う気がします。
パワーとかエネルギーを 直に感じます。
舞台を見上げながら
わたしも 舞台上がって 喋りたい、歌いたい、と また密かな思いが 芽生えていました。
ぷぷぷ。
ステージ上の人の景色を 想像して見ていました。
その景色が脳内に 広がります。
ふと 思って 周りを見てみましたが
さすがに お祭りに ひとりで来ている人は いなかった気がします。
夏祭り、楽しかったです。
ヨーヨーとか欲しかったなぁ。
と思いながら 長女の家に帰りました。
翌日は 外に出る気はなかったのですが、
近くのお洒落そうなカフェを見つけたので 行ってみよう、と 昼近くに突然 思い立ちました。
行ってみると 少し並んでいました。
あれ?
あー、ここ、もしかして、、
よく公園で見かけて不思議に思っていたことがあったんです。
いつも 若い女性とかお洒落そうな方たちが 公園の木陰で 木の椅子やテーブルを 置いて 籠に ランチっぽいの入れて
カートで 運んでいる人達がいて、
何か 撮影してるんだろうか?と 不思議に思っていたのです。
とっても その光景が メルヘンなもので 不思議だったのです。
その謎が解けました。
このお店で 貸し出ししているようです。
ハンバーガーや飲み物を
籠に入れて
椅子もテーブルも借りれるので それを選んで カートを引いて 近くの公園に 運べるようです。
ボールも貸してくれるようです。
おもしろいです。
さすがに ひとりでは やりづらいなぁ…(笑)
わたしは 店内で アサイーボウル。
めちゃくちゃ美味しかったです。
その後 少し散歩しました。
スマホカメラを 急に 逆光に向けると
画面が白く映ります。
それを利用して 撮りました。
あちこちしていたら
ハンカチ落としてしまったようです。
あとで 帰り道 同じところを辿って 帰ろう、と思いました。
待っててね、ハンカチ。
夕陽だけ 見たら 迎えに行くね。
この時間帯だけの景色。
風が気持ちよかったです。
のけぞって 真上を見ると 白い雲もなく、
青一色。
気持ちいい。
好きな時間だなぁ。
この時間の使い方いいなぁ。
ハンカチ、探しに行こう。
落としたのは たぶん 蝶々と遊んだ場所だ。
たくさんの犬さんが 飼い主さんと散歩していました。
飼い主さんに 甘えて飛びつくビーグル犬や、
よく言うことを聞く小さなチワワ2匹や、
名前がわからないけど 猟犬っぽい凛々しい犬さんとか、
みんな たのしそうでした。
今回は いつもより 長い大阪旅で
4泊5日しました。
のんびり ごろごろして
漫画読んで 散歩したい時 散歩して
猫と 家の中で おいかけっこして
たまに 足首を甘噛みされて
痛い痛いと叫んで
たのしすぎて 地元帰った途端
気持ちと身体が重たくなりました(笑)
あ。ハンカチは ちゃんと見つかりました。
蝶々のところで。
ハンカチの気持ちを 想像したんです。
落ちても音が出ないので 気づいてもらえず、きっと きっと 落ちた場所で
どんどん気づかず 進んで消えていくわたしを 見て 寂しかっただろうか。
どちらかの犬さんに くんくん匂いを嗅がれたのだろうか。
怖かったかな。
ふふ。
ごめん、笑っちゃった。
もう帰れない、と思ったところへ
遠くから わたしが戻ってくる姿を見つけたかな。
嬉しかったかな。
離せーって思ったのかな。
ふん、って 怒ってたのかな。
なんてね。
よしよし、これからも よろしく。
大阪 4泊5日の日記でした。
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