マガジンのカバー画像

生い立ちパズル

24
経験してきた様々なことを 個人的目線ではあるけど 自分のためになるものしかなかったので、そのまま書き残しています。
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

生い立ちパズル⑤  piece:バレエとオルガンと十二指腸潰瘍

生い立ちパズル⑤ piece:バレエとオルガンと十二指腸潰瘍

祖父母の家は ぼろぼろのあばら家。
見た目がぼろぼろ。

友達に家を聞かれるのが 嫌でした。
恥ずかしいと思ってました。

4畳半一間、3畳一間、狭く暗い台所。部屋に上がるのに 床下が50cmほどあった気がします。床下は普段 木の板で隠しています。 通気を良くするということもあるのだろうけど 土がそのまま 敷いてあって たまに わたしは その床下も気になって 覗いてましたね(笑)
台所は 床下にあ

もっとみる
生い立ちパズル④  piece:母との別れ

生い立ちパズル④ piece:母との別れ

父を迎えた3人家族の暮らしは 散々なものでした。
父は殆ど 家にいません。

たまにいると、
両親の大喧嘩が毎回、始まります。毎回です。目の前で 人が人を殴る蹴るの暴力。

ひとりで絵本を読んだり(当時のお気に入りは『バンビ』『ジャングル大帝レオ』『人魚姫』)、 絵を描いたり、玄関に置いてある水槽の熱帯魚たちを眺めていたり、そうしている時間に 突然 それは始まります。お昼寝していても始まります。

もっとみる
生い立ちパズル③  piece:柴犬ジョニー

生い立ちパズル③ piece:柴犬ジョニー

 小学生になった頃、いきさつは覚えてないけど 家で柴犬を飼うことになります。
柴犬の男の子。ジョニーです。
確か 初めて会ったジョニーは 子犬だったのに 暫くいなくなります。
ここら辺の経緯が よくわからないのですが。

 再会したジョニーは しっかり成犬に近い立派な凛々しい柴犬になっていました。なんだか きりっとしてます。
朧気に覚えているのは どうやら ジョニーは『犬の学校』というところで 様

もっとみる
生い立ちパズル②  piece:たったひとりの世界

生い立ちパズル② piece:たったひとりの世界

うちの家のすぐ裏は 深い山でした。有名な観光地でもあります。

石段1368段。

そうです、金比羅山。
すぐ裏にあるのです。
家を出ると すぐに裏道から金比羅山に入れます。しょっ中、山に入って遊んでいました。

今 思うと、不思議な家の構造だったんですが、どういう契約をして借りていたのだろう。(たまに似た場所を夢にみます)

昔の鉄筋コンクリート造りのアパートのようで、2階もあるんだけど 2階は

もっとみる
生い立ちパズル①  piece:父との出会い

生い立ちパズル① piece:父との出会い

noteを始めて 一番書きたかったこと、それは わたしの生い立ちです。

 
最初の頃に 少し書こうとしたのですが、いろんな視点での景色が 脳裏に焼き付いていて あまりに情報がありすぎて まとめられずにいました。

なので、考えずに 淡々と書いていくことにしました。(多分 うまくまとめられないです 笑)

去年から、いろいろと重病患って以来 特に、命には限りがあることを 目の当たりにして感じました

もっとみる