ベースがかっこいいアルバム
11月11日は1が四つなのをベースギターの4弦に見立ててベースの日らしいです。そんな訳で少し遅れましたがベースギターがかっこいいアルバムを11枚紹介します。
1、Live at the Fillmore west(ジェリージェモット)
一曲目のメンフィスソウルシチューのシンプルだけどファンキーなベースラインはめちゃくちゃグルーヴィです。
2、At the village gate (アーメドアブドゥルマリクベン・タッカー((2曲目のみ)))
ファンクを生み出したのはジェームズブラウン(世界史でますよ!)ですが本当はハービーマンじゃないかと思ってしまうぐらいファンキーなベースです。しかもエレキベースではなくウッドベースでここまでのグルーヴを聴けるのはめったにない気がします。
3、Head hunters (ポールジャクソン)
ポールジャクソンのガッチリと曲を支えるようなズッシリとしたベースはとてもかっこいいです(ただ安いスピーカーだと低音すぎて音が出ないのが残念)。
4、暴動(スライストーン、ラリーグラハム、その他?)
スライの退廃的かつ荒れた気持ちや生活を反映したようなルーズで引きずるようなベースはファンキーとは少し違うかもしれませんが危なげなグルーヴはクセになるものがあります。
5、More stuff (ゴードンエドワーズ)
ゴードンエドワーズもポールジャクソンタイプのどっしりベースですがゴードンの方がソウルフルな印象です。リチャードティーのアコースティックピアノとの絡みは最高にかっこいいしLove of mineでのヘタウマなボーカルもグッとくるものがあります。
6、Live P-funk earth tour(ブーツィーコリンズ、他)
パーラメントのライブ盤ですがどうもこのツアーの時ブーツィーはパーラメントのステージには立たず前座やらスタジオで未完成曲の編集なんかをやっていたようです。なのでステージにいるのは他のベーシスト(パーラメントは人が多い上にクレジットがいい加減で僕もそこまで詳しくないのでわかりません)ですがオーヴァーダブにブーツィーが参加しています。エフェクターをほとんどかけないファンキーなベースとブーツィーのオートワウをかけたベースの両方が楽しめる美味しい盤です。
7、Let’s get it on(ウィルトンフェルダー、ジェームズジェマーソン)
what’s goin’ on と迷いましたがベーシストが2人いるということでこちらにしました。サックス奏者なのにベーシストとしても一流のウィルトンとモータウンを支えたジェームズという豪華すぎるコンビです。
8、Children of forever(スタンリークラーク)
RTFのベーシストがリーダーとなって作られたアルバムでメンバーはほぼ一期RTFです。エレキとウッドの両方を使いどちらでもうまいプレイヤーはほとんどいないと思います。
9、Young, Gifted and Black(チャックレイニー、他)
60s後半から70s後半のチャックレイニーが参加したアルバムはどれもリズム面ではハズレがない気がします。なのでどのアルバムにしようか迷いましたが最近気に入っているこれにしました。チャックレイニーは日本語版の公式サイトがあってそのディスコグラフィーは圧巻です。
10、No sun in Venice(パーシーヒース)
最近MJQを聴き直してパーシーのベースのかっこよさに驚きました。グルーヴィだけどでしゃばらずリズムに徹しここぞという時に思いっきりプレイする。そういう人になりたいです。
11、Jaco Pastorius(ジャコパストリアス)
フレットレスベースを使いジャズ、ファンク、ソウル、フュージョンを弾きこなす天才ベーシストのソロアルバムです。
以上11枚でした。幅広く選ぼうと思いましたがソウル、ファンクに偏ってしまいました。チャックレイニー公式サイトのリンクです。