Guru Jazzmatazz Vol,3 street soul (2000)
今回はGuruのジャズマタズシリーズ3作目のストリートソウルを紹介します。GURUはギャングスタのラッパーとしてデビュー。93年にGuru's Jazzmatazz, Vol.1をリリース。その後6枚のアルバムをリリースしましたが2010年に亡くなっています。(本作とVol.1以外聴いてないので聴きます。) Guru's Jazzmatazzは本作を含め4作がリリースされています。
本作の特徴は副題通りソウル色が強くネオソウルのミュージシャンが数多く参加しています。Vol1のようなスモーキーでずっしりしたジャズ風のトラックとはガラッと変わっています。
Intro
ウッドベースがかっこいいトラックに合わせて、おそらくこのアルバムについてラップしてます
Keep your worries
アンジーストーンをフィーチャーしたナンバー。リズムがもろネオソウルです。
Hustllin’ Daze
Donell Jonesをフィーチャー。ブルーノーツのHere i amとミュージシャン不明のIt’s not a game をサンプリングしています。スクラッチ音やループが使われていてヒップホップに振り切ったナンバーです。
All i said
Macy Gray をフィーチャー。ベースレスでシンセと後半のフルートがロイエアーズっぽいです
Certified
Bilalをフィーチャー。Klaus WundelichのSuger Me をサンプリング。ドラムの音が大きいですがよく聴くとウッドベースが使われています。
Plenty
エリカバドゥをフィーチャー。ジャジーなピアノとベースが印象的。
Lift your fist
ルーツをフィーチャー。メンバーは違いますが二曲連続で生楽器が多用されています。エレピがクールです。
Guidance
Amel Larrieuxをフィーチャー。アースのKeep your head to the skyをサンプリング。この曲ではGURUがベースとドラムを担当しています。
Sspa love
Kelisをフィーチャー。軽いドラムにスモーキーなラップがのったトラック。珍しくアコギも使われています。個人的にはここまでで1番好きかも。
Interlude
51秒の短い曲ですがSE、フルート、ヴァイブラフォン、サックスが現れては消えていきます。
No more
Craig David をフィーチャー。ストレートなヒップホップです。
Where’s my ladies
Big Shug をフィーチャー。よくわかりませんが何やら楽しそうです。アコースティックピアノとホーン、アープシンセがかっこいいです。
Night vision
アイザックヘイズをフィーチャーし、彼のWalk from Regiosをサンプリングした曲。いつものアイザックサウンドをヒップホップにアレンジしたようなサウンドで後半の曲で1番好きです。
Who’s there
Les Nubians をフィーチャー。重たいベースとワウギターがかっこいいです。
Mashin up da world
Junior reid & Prodigal sonをフィーチャー。これもストレートなヒップホップです。まくし立てるようなラップや何度か聞こえるコカインから不穏なものを感じます。
Timeless
アルバムの最後のこの曲でフィーチャーされているのはハービーハンコック!クラヴィネットやエレピ、シンセを弾きたおしています笑