Maceo packer. Life on planet groove (1992)
今日はメイシオパーカーの1992年のライブ盤を紹介します。ずっとサイドマンとして活動してきましたが(JBに対するギャラ上げ要求でクビにされた後やPファンク期のホーニーホーンズのように全くないわけではないですが)1990年のRoots revisitedのヒットによりついにリーダーになれたメイシオ。その勢いに乗ってリリースしたのがこのアルバムです。
メンバー
メイシオパーカー:アルトサックス、ボーカル
フレッドウェズリー:トロンボーン、ボーカル
ピーウィーエリス:テナーサックス、フルート、ボーカル
ロドニージョーンズ:ギター
ラリーゴールディングス:オルガン
ケンウッドデナード:ドラム
ゲスト
キャンディダルファー:アルトサックス
キムメイゼル:ボーカル
ヴィンセントヘンリー:ベース、アルトサックス
メイシオ、フレッド、ピーウィーの3人しか知らないですが他のメンバーもファンキーで腕は一流です。
shake everything you’ve got
jb‘sらしい音と同じグルーヴの長尺ジャム(16分!)でワクワクしてきます。途中のサックスとドラムの掛け合いがとても熱くてかっこいいです!
Pass the peas
JB’sのファーストアルバムに収録されていた曲。パーラメントのPファンクを歌ったり喋ったりメンバーを紹介したりして11分があっという間です!
I got you (I feel good)
イギリスのソウルシンガーキムメイゼルがボーカルを取ります。相変わらずホーンはかっこいいしボーカルもかっこいいで最高です。
Got to get U
ボーカルはメイシオたちとキムの掛け合いで演奏はベース、ドラム、オルガンだけですがこの3人の演奏がめちゃくちゃかっこいい!たまにホーンが入りますがこの曲に限って言えばホーンは吹かないで!と思います
Addictive love
今までよりムーディーで少し切ないバラードです。
Children’s world
ジャジーなスローテンポの曲。今までの熱い演奏とは違うリラックスした演奏ですがこれはこれでとてもかっこいいです。
Georgia on my mind
レイチャールズのバージョンのカバー。メイシオもフルートも哀愁あっていい曲です。メイシオは何かのインタビューでレイチャールズのライブが本格的に音楽をやろうと思ったきっかけだったと語っていました。
Soul power 92
最後はJBのカバー。リッキンスティックやセックスマシーンの歌詞やメンバー紹介を挟みつつの演奏です。観客との掛け合いや拍手を呼びかけたり、今までのゲストがまた出てきたりしてめちゃくちゃ熱い!
深いこと考えず熱いファンクのグルーヴを聴きたい時にピッタリのアルバムです。Spotifyでは一部の曲しか聴けないのが残念です。