Maceo Parker - Roots &Grooves [Disc2] (2007)
Disc2は元Pファンク時代の同僚ベーシストのロドニー”スキート”カーティスとドラマーのデニスチェンバースが参加してソロを中心にJB、Pファンクなどのファンクを披露しています。
余談ですがライナーによるとメイシオも若い頃はチャーリーパーカーになることに悩んでいたそうです。ソニースティットやキャノンボールアダレイをはじめ多くのアルトサックス奏者に共通する悩みですがバップとは離れたプレイをするメイシオも悩んでいたんですね。(これは推測ですがチャーリーもメイシオもパーカーだから下積み時代は酔った客やだる絡みしてくるミュージシャン仲間にお前もパーカーだしチャーリーパーカーの親戚だろ?ならもっと上手に吹けよなんて言われたこともありそうです。)
メンバー
Disc1とベース、ドラム以外のメンバーは同じです。
Uptown Up
ルーズなホーンセクションがファンキーな曲。ロドニー=デニスのリズムセクションが作るタイトなグルーヴも最高にファンキーでかっこいいです。
To Be Or Not To Be
当時最新作だったアルバムSchool’s Inより。JB‘s直系のシャープでファンキーな演奏に合わせてしゃべりまくるファンクナンバーです。
Off The Hook
Made By Maceoより。ソウルフルなサックスとオルガンがかっこいいです。中盤のスキートによるベースソロが印象的です。
Advanced Funk
School’s Inより。スモーキーなオルガンとJB‘sばりに統制の取れたホーンセクションがファンキーでかっこいいです。
Shake Everything You Got
ゴリゴリなるベース、シャープなホーンセクション、ファンキーなオルガンが塊になって迫ってくる高カロリーなジャズファンクナンバー。
Pass The Peas
JB’sのアルバムFood For Toughtより。オリジナルにメイシオは参加していませんがなぜかしょっちゅうライブで披露しています。コテコテのオルガン、スウィンギーなホーン、メイシオの熱々のサックス&喋り、ワウワウギター、ドカドカ、チキチキなるドラムソロがひたすらかっこよく18分があっという間です
Shake Everything You Got(Extended Version)
ボーナストラック。