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Booty Collins what’s Booty doin’? (1988)
このアルバムでは古巣のワーナーからコロムビアに移籍。サウンドもジャケットのようなエレクトロなサウンドです。さらに当時ブーツィーがプロデュースしていた女性グループのマイコウェイブも参加しているせいかラバーバンド時代とはかなり異なった印象を受けます。(スライのリトルシスターやJBのリンコリンズ、マーヴァホイットニー、Pファンクのパーレット、プリンスのヴァニティ6やシーラE…成功したファンクミュージシャンは女性ミュージシャンのプロデュースが義務づけられているのでしょうか?)
Party on plastic (what’s Booty doin’?)
ラップっぽいボーカルとエレクトロな演奏が違和感しかないけどかっこいい曲。しっかりベースはブーツィーらしいピョンピョンベースです。
Subliminal seduction (Funk me dirty)
プリンスっぽいダンサブルな曲。キュートな声の女性ボーカルが印象的です。
Leakin’
ホーンやシンセがPファンクっぽい曲。グルーヴィなブーツィーのベースやたまに入るスクラッチももかっこいいです。
Shock- it-to- me
ファンク(特にPファンク)にありがちな童謡っぽいフレーズを混ぜた曲。バイオリンっぽい音が入るのがスライのスモールトークを思い出します。
1st one 2 the eggs win ( the human race)
ヒップホップっぽいノリもあるエレクトロなファンクナンバー。
Love song
クラシックを引用した甘ったるいイントロと打って変わって本編はダンサブルでパーカッシブなファンクナンバー。
(Iwannabee)kissin’ you
僕の苦手な打ち込みドラムにキラキラシンセ、ギンギンのギター(途中でピロピロしちゃってるし)に大味なメロディの曲。でも所々ファンキーでかっこいいフレーズが飛び出してきます。
★-ing the ‘lub gun’
機械的な硬いリズムにSFっぽい効果音が入る曲。
Yo-mama-loves-ya
これも大味ポップ路線。
Save what’s mine for me
少しメロウなファンクナンバー。
好き嫌いの別れそうな一枚ですが個人的にはこの路線もかっこいいと思います。最近でもソロアルバムを出したりシルクソニックをはじめ客演にも熱心なブーツィーさん。これからも頑張ってください。