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ファンク、ソウル

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昔から今日までのR&B、ファンク、ソウル、レアグルーヴをまとめてます。
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#ハービーハンコック

「ファンキー4姉妹」The Pointer Sisters. Steppin’ (1975)

「ファンキー4姉妹」The Pointer Sisters. Steppin’ (1975)

なんでもありのボーカルグループだった初期2作とファンクグループになった4作めの間にリリースされた本作。B面は前年に亡くなったデュークエリントンのメドレーを中心に初期のなんでもありのスタイルですがA面はファンクばかりの構成です。

メンバー
ポインターシスターズ(括弧内の数字はリードボーカルをとる曲です)
 アニタ(1、2)
 ルース(6、8)
 ボニー(3)
 ジューン(7)
演奏ミュージシャン

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Paul Jackson. Black Octopus (1978)

Paul Jackson. Black Octopus (1978)

70年代後半は毎年のようにハービーハンコックが来日して何かしら録音を行いそれがレコードとしてリリースされました。78年にリリースされた本作はベーシストポールジャクソンのファーストアルバムです。かなりのプレミアのついている本作ですが去年の12月にディスクユニオンが再発。(僕が初めて購入した新品のLPが本作です。)紋付袴を着てベースを構えるポールと荒々しいフォントで書かれたタイトルはちょっとかっこいい

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Stevie Wonder. Songs in the Key of Life(1976)

Stevie Wonder. Songs in the Key of Life(1976)

今年も一年ありがとうございました。最後の更新は大作が故に後回しにしてきたスティービーワンダーのキーオブライフを紹介します。LP2枚におまけのEPが一枚という本作。少し冗長に思えたり他にもっといい曲あったんじゃと思わないでもないものもありますがスティービーの才能をこれでもかと詰め込み、ジョージベンソンやハービーハンコックを始めとした豪華ゲストを迎えた本作はスティービーを聴くうえでも語るうえでも欠かせ

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Herbie Hancock . Flood(1975)

Herbie Hancock . Flood(1975)

日本で録音されたライブ盤はいいものが多いですが本作もそんな一枚です。ヘッドハンターズのライブはVSOPのニューポートの追想や再結成後のものはありますが1番いい時代の音源をフルで収録したものはこれが唯一です。気合の入ったジャケやすごく良い音質など日本のスタッフの気合も感じる一枚です。

メンバー
ハービーハンコック:アコースティック、フェンダーローズ、クラヴィネット、アープシンセ
ベニーモウピン:サ

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Herbie Hancock. Head Hunters (1973)

Herbie Hancock. Head Hunters (1973)

ハービーハンコックはマイルスデイヴィスに歩調を合わせるようにファンクビートを導入したフリーキーなアルバムを制作します。しかし、彼はマイルスのようにその路線を突き詰めることなくより王道のファンクよりの路線を追求していきます。

メンバー
ハービーハンコック:キーボード
ベニーモウピン:サックス、バスクラ、フルート
ポールジャクソン:ベース
ビルサマーズ:パーカッション
ハーヴィメイソン:ドラム

C

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The pointer sisters. That’s a plenty (1974)

The pointer sisters. That’s a plenty (1974)

今日はポインターシスターズの3枚目のアルバムを紹介します。ジャズや古いポップス、ブルース、ファンク、カントリーとなんでもありのサウンドは始めは違和感がありますが何度も聴くたびにクセになっていきます。

メンバー
ルイズ、アニタ、ボニー、ジューン:ボーカル
Tom Salisbury:キーボード
Gaylord Birch:ドラム
John Neumann:ベース


Bangin’ on the

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