お引越し先が決まりました
先日この記事を書いてからずいぶん日にちが経ってしまいましたが、お引越し先が決まりました。
今後はこのはてなブログで日記などを書いていきます。
アカウント自体は削除しないことにしたので、これまでに記事を購入してくださった方はそのまま読み続けることができます。
これまで記事にリアクションをくださった方、記事を購入してくださった方、サポートを送ってくださった方、本当にありがとうございました。
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noteを頻繁に更新するようになったきっかけは、「日常的に文章を書き、書くことのハードルを下げたい」、「よかった本の感想を気負わず綴れるようになりたい」という気持ちが生まれたことです。
そのために、文章の書きやすい場所が欲しかった。
noteは書きやすいし読みやすいので機能的な不満はそれほどないのですが、ここ最近のnote及びcakes内で起こった出来事を外から見ていて、もしかしてこの場所を作っている人たちは「書くこと」や「人」を軽んじているのではないか？と感じることが増えました。
困った状況にある人が発した言葉を軽く扱い、実在する「自分じゃない誰か」の物語を痛みなく綴ることのできる人間が書いた文章が評価される。そして、上記にまつわる一連の対応をしたのちに起こったのが、誠実に綴り続けてきた人の文章を「センシティブであり、炎上の可能性がある」と躊躇いなく先のふたつと同じ箱に入れ、ノンフィクションにフィクションのラベルを貼ることを要求する、という出来事。
物事ってそんなに単純だろうか。
私は、書く人間は鈍感でいることが許されなくなると思っているので、こういうことを平気でやってのける人たちが「書くこと」について語ることには違和感を覚えます。
そうしているうちに、ここは段々と私にとって居心地の良くない場所に変わっていました。
そういう場所に自分の書いたものを積み重ねていくというのは、私の性格上書くこと以上に色んなことを考えることをやめられなくなってしまうだろうし、そうなってしまってはもうnoteは気軽に文章を書ける場所ではないです。
なので、本来の目的が叶う場所に移動します。
noteにはインポート機能がなく、記事ごと一緒にお引越しすることはできないので、引っ越しは正直面倒に感じることもありました。（そしてこういう機能の不足は、noteが「書いたもの」を大事に思っていないのではないかという気持ちを強化することにもなりました。）
また、自分がこういう文章を書くことで誰かの楽しい気持ちに水を差すのではないか…と悩んだりもしました。だってnoteユーザーの中には好きな人もいっぱいいるし…。
しかしそれだと、面倒くささや波風を立てないことを優先し、自分の中に湧く疑問や不信を「まあ…ね……」となあなあにして本質を見失ってきたこれまでの自分と変わらないし、とりあえず今回はお引越ししよう、と決めました。
自分の居心地のいい場所に移動したいからする、それだけです。
手間はかかるししばらく面倒だけれど、これできっと自分の気が済むと思います。
またnoteで書きたいと思ったら戻ってきたいと思うし、もしそんな日が来たら最高だなと思います。だってそれはnoteという場所が変化したということだから。
私は人間は簡単に変われないし、大きい組織になればなるほどそれは尚更そうだろうと思います。
noteは既にユーザー数がとても多いし、様々な企業と提携して色んな企画を展開し続けているし、このまま変わらずにいることだって全然可能だと思います。
そういう存在が、より多くの人の声を聞こうとし、それを自分たちの行動に返していく…なんてことが起こるなら、それは私の社会に対する認識を大きく変える出来事です。
色んな意味でスマートでない自分に嫌気がさすこともありますが、私は自分の居心地の良い場所に身を置くし、居心地の良い場所を作る努力をしたいと思います。
それではまた。(^o^)
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